2007 12/19

広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス

 UFOだけなら「未確認飛行物体の略ですから確認されていない飛行物体が存在するのは当たり前です」とか言い逃れられたけど、ナスカの地上絵がどうとか言っちゃってるから普通にトンデモ発言だな……。ペルー国民よ怒っていいぞ。

 さて、地球にUFOが来てるという認識はあからさまなトンデモだが「宇宙に人間以外の知的生物がいるか?」という問いは決してバカにならないなかなか面白い問題だ。

 確実にわかっているのは、SETIが成功するほどたくさんはいないが、ゼロではない*1ということ。

 地球外文明の期待度は大きくなったり小さくなったりを繰り返しているように見える。

 初めはもちろん地球が世界の全てだと思われていたのでゼロ。宇宙の広さがわかってきた時代には、月や火星にさえ普通に生物がいるかもしれないという夢が持てた時期もあった。

 生物の研究が進むとこんな複雑な現象がそうは生まれないと思われるようになり、さらに研究が進むと意外とあり得るんじゃないの? と思われるようになり、さらに宇宙の研究が進むと進化に適した環境はなかなかないように思えてくる……といった具合。

 最新の推測*2は、いわゆる生命現象はそこまで珍しいものではなく、異星生物は宇宙を探せば結構いるだろう*3が、それがいわゆる異星文明にまで進化している可能性は極めて小さく、宇宙に存在する文明はたぶん地球のみと思われる、というぐらいである。

 個人的には、近い将来またちょっとは期待が持てる方向に向かって針が振れるようになると思っているが。

*1:なんといっても地球という星にはいるのだから。
*2:コンセンサスと呼べるほどのものではないが。
*3:エウロパあたりにあっさりいたりすることもありうる。

おまけ

by 木戸孝紀 tags:


“スティーヴン・ウェッブ『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス』”へのコメント 1

  1. 1. ブリキの

     生物がいるかいないか(コンタクトが取れるか否か)よりも、地上絵とかを宇宙人が書いたと仮定した場合の、彼ら彼女らの意図が気になりますね(ふぉんぐしゃ
     あれが宇宙人の仕業だというのなら、こんなところに何をしに来たのか……。暴走族でしょうか? それにしては、場所がトイレよりも辺鄙すぎます。
     私の推理だと、星間ゴルフの会場を捜しに来たか、近くのガソリンスタンドに可愛い女の子でもいて、そのついで(ポエムを書いた)か、というところなのですけれど。

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