政治経済社会

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ペニーオークションってどう見てもドルオークションだよな?

いつのことだか忘れたが、初めてネット上で「ペニーオークション」って単語を見た時、ドルオークションの別名だと思っていた。  ゲーム理論の実験のサイトか何かだろうと。よく考えたらそんなのが大規模に宣伝されるわけがないのだが。  ゲーム理論サイトではないとわかっても、さすがにドルオークションではなく何か別のものなのだろうと思っていた。が、結局品物が一ドル札でないだけでドルオークションそのものだった。  ...
それにつけても金のほしさよ

「死と税金以上に確かなものはない」

と、よく言われる。  この格言は、おそらく正しくない。  しかし、人類は前者から逃れた後も、当分は後者からは逃れられないだろう。  年末調整の季節なので、確定拠出年金の支払い証明書を見ながらそんなことを考える。 おまけ 【ニコニコ動画】5億年で100万円貰えるアルバイト
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横山茂雄『聖別された肉体―オカルト人種論とナチズム』

読んだのはだいぶ前だが『アイアン・スカイ』で思い出した。  内容は副題通りで、ここでは詳しくは説明しないけどかなりおすすめ。  あとがきの  本書の前提を成すのは、公認文化の背後に見え隠れする広義の意味でのオカルティズムの理解を欠いては、その文化の本質には到達できないという認識である。  という部分は深い。  自分の書いているガイア教シリーズにも通じるものがある。この本は直接には使用する予定はない...
おすすめ書評まとめ

おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その3

これにて3-7月頃の集中勉強分は終了。今後はなにか目ぼしいのを見つけたら普通に紹介する。 『あなたのお金と投資脳の秘密―神経経済学入門』★★★★★  ジェイソン・ツヴァイク著。投資の範囲を越えてユニークかつ役に立つ。 『弱い日本の強い円』★★★  佐々木融著。為替についてはこれと次のがいいか。この本とは直接関係ないけど、多少分かった気になってもFXで大儲けしようなんて思っちゃだめよ。 『円のゆくえ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その2

大分間が開いたが忘れないうちに。以下の続き。 おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その1 『なぜあなたは株・投信で失敗するのか―データで読む危ない銘柄の見分け方48のルール』★★★★★  田中彰一著。とてもよい。 『ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け』★★★★★  ピーター・リンチ著、ジョン・ロスチャイルド著。やや昔の本だし、例はアメリカのものばかりになるけど、...
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アビジット・V・バナジー エスター・デュフロ『貧乏人の経済学 – もういちど貧困問題を根っこから考える』

久々に単独でエントリ立てておすすめしたくなった本。  内容の説明はすでに沢山出ているので他に譲るが、すごく面白いし、ためにもなる。  解説の「きれいな山形浩生」も見物。 参考リンク 貧乏人に足りないもの―『貧乏人の経済学』 - 事務屋稼業 バナジー/デュフロ『貧乏人の経済学』 | トピックス : みすず書房 おまけ  エスター・デュフロ: 貧困に立ち向かう社会的実験
おすすめ書評まとめ

おすすめ書評まとめ お金・金融・経済・投資関連特集 その1

ここしばらくの経済系の勉強が一段落した感じなので、ここらでいったんまとめ。 『新装版 レモンをお金にかえる法』★★★★ 『新装版 続・レモンをお金にかえる法』★★  ルイズ・アームストロング著。大昔に読んで面白かった記憶がある。 『この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講』★★★★★ 『この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるか...
それにつけても金のほしさよ

マイ家計簿のつけ方公開

家計簿は支出を変化させるため  最初に、そもそも家計簿は何のためにつけるのかをはっきりさせておくべきだ。それは支出の傾向を変化させる――貧しくなることに快感を覚える経済的マゾヒストでない限り、減らす方に――ためだ。  もし支出の傾向を変化させないのなら、家計簿の中身が正確だろうが不正確だろうが、実は般若心経の写経であろうが、何の関係もないのだ。だから、家計簿は支出を変化させやすいようにつけるべきだ...