おすすめ本書評まとめ2015年5月版

『アイリウム』★

 小出もと貴著。飲んでから一定時間後に、飲んでからその時までの記憶を失う(主観的には未来にワープする)薬をテーマとしたショートショート集。ちょっと面白い。

『系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史』★

 長谷川政美著。『祖先の物語』に似てる。

『知のトップランナー149人の美しいセオリー』★★★★

 企画の性質上、当然玉石混淆ではあるけど、かなり面白い。Edge.orgにも興味が出てきた。

『セックスと恋愛の経済学: 超名門ブリティッシュ・コロンビア大学講師の人気授業』★

 マリナ・アドシェイド著。すごく目新しい知見はないし、いくつか明らかにおかしいところもあるけど、面白い。

『2次元より平らな世界―ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴』★

 イアン・スチュアート著。フラットランドファンなので外せなかった。目論見は成功しているとは言いがたいけど。

『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』★

 メイソン・カリー著。当たり前だけど「銀の弾丸はない」ってことが教訓かな。

『人類が知っていることすべての短い歴史』★

 ビル・ブライソン著。普通にいい啓蒙書。個々には浅いので中高生向け?

『暴力の人類史』★★★★★

 スティーブン・ピンカー著。shorebird先生の読書ノートで内容は知っていたが、やはりすごい。記念碑的大著。

『りんごかもしれない』★

 ヨシタケシンスケ著。本屋で立ち読みした絵本。なんかおもろい。

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