おすすめ本書評まとめ2019年11月版

『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』★

 加藤文元著。例の望月新一ABC予想の話。

『THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか』★

 ブライアン・マーチャント著。特別iPhoneに思い入れあるわけではないけど、面白かった。

『精密への果てなき道:シリンダーからナノメートルEUVチップへ』★★★

 サイモン・ウィンチェスター著。「精密さ」で一本筋を通した科学史本。意外と今までなかった気がする。

『野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎 単行本』★

 ダグラス・ケンリック著。個別に特別目新しい話はなかったけどいいと思う。

『幸福な監視国家・中国』★★★★

 梶谷懐著、高口康太著。タイムリーな話題。かなり面白い。

『医者には絶対書けない幸せな死に方』★

 たくきよしみつ著。粗も多いけど大事な話のような気がする。

『進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観』★★

 アラン・S・ミラー著。当然新味はまったくないけど、入門書としてはとても良いのでは。

『脳と視覚―グレゴリーの視覚心理学』★★★★

 リチャード・L. グレゴリー著。著者の名がダニエル・デネットの議論に出てくるからどんなのかと思って借りたが、普通にすごく面白かった。すでにかなり前の本ではあるが、全然古さは感じない。

『「いいね! 」戦争 兵器化するソーシャルメディア』★★★★★

 P・W・シンガー著、エマーソン・T・ブルッキング著。これもタイムリーかつ非常に重要な話題であるし、すごく面白い。軍事系で定評ある著者だし。

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