久々に単独エントリでおすすめしたくなった本。個別には、どれもすでに聞いたこともあるような話ではある。しかし、全部まとめて一貫して説明されると、わずかなりとも世界観を揺るがされるような話でもある。
アレルギーの衛生仮説はなんとなく外部の細菌・寄生虫ばかりに目が行っていたが、常在菌に関するものである可能性もあるのか。
肥満や胸焼けはともかく、自閉症にさえ腸内フローラの影響があるかもしれないというのは、にわかには信じがたいほど衝撃的。
あと、本の内容とは関係ないが、訳者の長崎大学熱帯医学研究所・国際保健分野主任教授は例のアレと同姓同名で実に気の毒。
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