オーパーツはアニメ・コミック・映画の世界ではよく出てくるが、残念ながら現実ではどれも捏造か勘違いだ。ほぼ唯一の例外が、紀元前の沈没船から発見されたこれ。
アンティキティラ島の機械と呼ばれる、高度な機械仕掛けの時計のように見えるもの。どう考えても一般に知られている機械式時計の発明よりも1400年は早い。
アーサー・C・クラークは「この知識が継承されていたなら、産業革命は1000年以上早まり、いまごろ人類は近くの星に到達していたはずだ」と評したという。
ネタバレになるから詳細はここには書かないが、結果的にこのロマンティックな見方は否定されることになる。
だが謎に人生を賭けた人々のドラマと、それによって解明された事実は、オーパーツの神秘なんかよりも、もっとずっと素晴らしいものだ。面白いです。超おすすめ。
参考リンク
関連図書
おまけ
Phunで再現。いいね。
コメント