東プレRealforce91UBKを買った

Realforce91UBK

 理由を話せば長く複雑な話になるのでまた稿を改めるが、結論から言うと良いキーボードが欲しくなった。要望はこうだ。

ブラック系がいい。ちょうどモニタもマシンも黒だし。
キー配列
普通の日本語配列でいい。ただし前に書いたように親指で独自の操作ができるような拡張をしているのでスペースバーは短くて、変換・無変換・かな・左ALTが親指で押しやすいことが望ましい。
接続
もうUSBでいいんじゃない?
キー刻印
どうせカスタマイズしまくってて刻印と内容がほとんど関係なくなってるのでどうでもいい。かな表示はイラネ。でも無刻印までいくと他人が触るときに困りそうだし。たかがタッチタイピングで自慢してるような印象でやだ。
テンキー
要らない。入力業務じゃないので数字のみ大量に入力するような機会はあまりない。普通の数字を打つようにした方がいい。マウスを近くに置ける方がいい。
打鍵感覚
軽いのがいい。
Windowsキー・アプリキー
あるのは無効にするなり引っこ抜くなりすればいいが、ないのはどうしようもないのであった方がいい。

 んで情報収集開始。そんな都合のいいものがあるわけがないじゃないかと思っていたのだが……。あった。ありましたよ奥さん。まさしく完璧に要望通りのものが。

 でもお値段がな、なんと20000円! 2000円の書き間違いじゃないのです! 20000円です(正確には送料等込みで19500円)。アホですな。私も他人なら正気の沙汰とは思えない。

 しかし下馬評のどおりとにかく素晴らしい。これまで買ったPCの付属品かあるいは2000円以下の製品しか使ったことがなかったせいもあるだろうがまったく別次元の感覚。

 使う指によって加重を変えているとか、段ごとにカーブが違うとか、Windowsキー・アプリキーがCtrl・Altを手のひらで押す邪魔にならないようにちょっとへっこんでるとか、細かい工夫があるようだ。

 だが、とにかく軽くて硬い不思議な打鍵感覚がなにものにも代え難い。音も好みだ。さすがに10倍以上の値段がするだけのことはある。家用にもう一台欲しくなってきた……。

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