『ライフゲイムの宇宙』と『囚人のジレンマ』の二大傑作でうちではお馴染みウィリアム・パウンドストーンの行動経済学本。
それらと同等とまでは言えないが、かなり面白い。
「価格」というものがいかに曖昧模糊とした人間的な構築物であるかということが繰り返し強調される。
この場でただ一言だけ憶えておくならば「ふっかけた方が得」か。
タイトル通り面白いだけでなく実益につなげることもできそうなので、営業や交渉に携わる人は一度読んでおくとよいかも。
参考リンク
- ウィリアム・パウンドストーン『プライスレス―必ず得する行動経済学の法則』 – A puzzler on the trail
- Business Media 誠:「ふっかけた方が得」の“アンカリング効果”とは (1/2)
関連書籍
おまけ
ギャンブルにかかる心理の話も。
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