おすすめ書評まとめ

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おすすめ本書評まとめ2015年7月版

『素数の音楽』★  マーカス・デュ・ソートイ著。リーマン予想本。 『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』★★★★★  松尾豊著。UEIのshi3zさん経由。すごくわかりやすくてためになる。 『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』★  小林雅一著。上のものほどではないがいい。タイトル残念。 『マキャベリアンのサル』★★★  ダリオ・マエストリピエリ著。詳しい内容はshorebi...
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おすすめ本書評まとめ2015年6月版

『データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』★★★★★  矢野和男著。すげー面白い。人間の活動も熱力学・統計力学の法則に従う……言われてみれば当たり前のような気もするけれど、とにかく面白い。 『悪女について』★★  有吉佐和子著。家族の紹介。面白い。 『現実を生きるサル 空想を語るヒト―人間と動物をへだてる、たった2つの違い』★★★  トーマス・ズデンドルフ著。内容は...
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おすすめ本書評まとめ2015年5月版

『アイリウム』★  小出もと貴著。飲んでから一定時間後に、飲んでからその時までの記憶を失う(主観的には未来にワープする)薬をテーマとしたショートショート集。ちょっと面白い。 『系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史』★  長谷川政美著。『祖先の物語』に似てる。 『知のトップランナー149人の美しいセオリー』★★★★  企画の性質上、当然玉石混淆ではあるけど、かなり面白い。Edge.orgにも興味...
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おすすめ本書評まとめ2015年4月版

『ブラックホールで死んでみる―タイソン博士の説き語り宇宙論』★★★★  ニール・ドグラース・タイソン著。久しぶりに痛快な科学啓蒙エッセイ集。ただしほぼ天文・物理限定。 『イスラーム国の衝撃』★  池内恵著。流行りもの。 『カミヤドリ』★★★  三部けい著。個性がないのが個性というか。ほんとにこの人はなんというか良くも悪くもプロフェッショナリズムを感じる。 『神宿りのナギ』★★  三部けい著。なんか...
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おすすめ本書評まとめ2015年1月版

『大気の海―なぜ風は吹き、生命が地球に満ちたのか』★★★  ガブリエル・ウォーカー 著。なかなかいい啓蒙書。 『精神科医が教える集中力のレッスン』★  西多昌規著。特段新しい知見はなかったが。 『世界一即戦力な男――引きこもり・非モテ青年が音速で優良企業から内定をゲットした話』★  菊池良著。ちゃんと見てなかったがあのときのネタか。 『気が遠くなる未来の宇宙のはなし』★  佐藤勝彦著。 『なぜあの...
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おすすめ本書評まとめ2014年12月版

『リスクを取らないリスク』★★★  堀古英司著。ありがちな自己啓発本のような、いまいちそそらないタイトルだが、まともな経済・金融本。おすすめ。 『カエルを食べてしまえ!』★  ブライアン・トレーシー著。こちらこそありがちな自己啓発本だけど、的を絞っていてよい。 『ねずみに支配された島』★  ウィリアム・ソウルゼンバーグ著。『捕食者なき世界』と同著者。やはり思想的にはいけ好かないが、興味深いのは否定...
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おすすめ本書評まとめ2014年11月版

『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』★★★★  岸見一郎著、古賀史健著。源流というだけあってなかなか面白い。ほとんどは単なる自己啓発の屁理屈のように見える反面、自己欺瞞の考察として先進的な部分もあるように見える。 『2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い』★  Hagex著。ちょっとおもろい。 『職業”振り込め詐欺”』★  NHKス...
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おすすめ本書評まとめ2014年10月版

『脳科学は人格を変えられるか?』★★★★  エレーヌ・フォックス著。タイトルが内容と一致してない。いわゆるポジティブ脳とネガティブ脳の話。なかなか興味深いしライフハックとしても役に立ちそう。 『人類5万年 文明の興亡: なせ西洋が世界を支配しているのか』★  イアン・モリス著。それほどすごいと思わなかったが、定量志向が珍しかったので。「西洋オワコンって結論にしとくから、途中で多少偏見みたいなこと言...