おすすめ書評まとめ

おすすめ書評まとめ

おすすめ書評まとめ2014年9月版

『漫画家貧乏』★★  佐藤秀峰著。まあまあ面白い。自分の身近には絶対いてほしくないが、世の中にはこんな人もいないと困るんだろうなと思った。要するにNIMBYな人という印象。 『イハーブの生活』★★★★★  小路啓之著。普段こういう文学かぶれ(?)みたいなの好きじゃないんだが、これだけは別。新装版。ただ印刷の色があまり良くない(特に上巻)。前の版が古本でもKindleでも買えそうなので、こだわりがな...
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おすすめ本書評まとめ2014年7月版

『フェッセンデンの宇宙』★★  エドモンド・ハミルトン著。昔読んだはずだが思い出したくなって。なんと言っても表題作がオススメ。ドラえもんにもこれが元ネタと思われるエピソードがあるぐらい有名。 『スエズ運河を消せ―トリックで戦った男たち』★  デヴィッド・フィッシャー著。興味深い。 『「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!』★★★  NATROM著。お馴染み(?...
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おすすめ本書評まとめ2014年6月版

『アクロイド殺害事件』★★★★★  アガサ・クリスティ著。言わずと知れた古典。 『人びとのための資本主義―市場と自由を取り戻す』★★★  ルイジ・ジンガレス著。最近よくある感じのテーマだが、結構よい。あと著者の意図とは違うかもしれないが、イタリアってひどい国なんだなという印象が……。 『国盗り物語』★★  司馬遼太郎著。なぜかまだ読んでなかった。 『それでも金融はすばらしい: 人類最強の発明で世界...
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おすすめ本書評まとめ2014年5月版

『さよならもいわずに』★  上野顕太郎著。何で知ったか忘れた。ひとつだけ注意としては、Kindle版では何か著作権の関係で歌詞がモザイクになっている箇所がある。 『シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」』★★★★  ネイト・シルバー著。かなり面白い。内容についてはshorebird先生のところにお任せ。 書評 「シグナル&ノイズ」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『あ...
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おすすめ本書評まとめ2014年4月版

『スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選』★  グレッグ・イーガン他著。ほぼイーガンの目的。まあまあ面白かった。 『刑事司法とジェンダー』★  牧野雅子著。確かApeman氏経由。教科書的だけどいい。 『異端の統計学 ベイズ』★  シャロン・バーチュ・マグレイン著。面白い。 書評 「異端の統計学ベイズ」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『クライシス・キャラバン―紛争...
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おすすめ本書評まとめ2014年3月版

『殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?―― ヒトの進化からみた経済学』★★  ポール・シーブライト著。原題"The Company of Strangers"(見知らぬ人々の協力)。邦題は煽り気味ではあるが、主張・内容から見てトンチンカンではない。 書評 「The Company of Strangers」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『生命起源論の科学哲学―― 創発か、還...
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おすすめ本書評まとめ2014年2月版

『パンプキン・シザーズ』★★  岩永亮太郎著。トライガンの系譜に属すると思われる。まだ途中だが、TSUTAYAのコミックレンタルのたびにちょっとずつ読んでいる。商業的に大ヒットするわけでも歴史に残るわけでもないだろうけど、私は好きだな。 『バクマン。』★★★★  大場つぐみ原作、小畑健著。連載時は読んでなかったが、レンタルで一気読みしたら面白かった。ガモウひろし大場つぐみはやはりすごいな。 『にわ...
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おすすめ書評まとめ2014年1月版

『そして日本経済が世界の希望になる』★  ポール・クルーグマン著。アベノミクスに関するインタビュー本。密度は薄いので元々クルーグマンとリフレ政策に興味がある人だけどうぞ。 『決闘裁判―ヨーロッパ法精神の原風景』★  山内進著。面白い。 『選択の科学』★  シーナ・アイエンガー著。すでに他のルートで知っていた話も多いが面白い。 『食品偽装の歴史』★  ビー・ウィルソン著。流行りなので。何にでも歴史は...