おすすめ書評まとめ2014年9月版

『漫画家貧乏』★★

 佐藤秀峰著。まあまあ面白い。自分の身近には絶対いてほしくないが、世の中にはこんな人もいないと困るんだろうなと思った。要するにNIMBYな人という印象。

『イハーブの生活』★★★★★

 小路啓之著。普段こういう文学かぶれ(?)みたいなの好きじゃないんだが、これだけは別。新装版。ただ印刷の色があまり良くない(特に上巻)。前の版が古本でもKindleでも買えそうなので、こだわりがなければ、そちらの方が良いと思う。

『むかし僕が死んだ家』★

 東野圭吾著。読んでる間は退屈しない。RPGツクールで作られたゲームをやっているような気分になる。内容が素人レベルという意味ではなく、何となく設定優先な感じとかフラグ管理とかシステム的にゲームっぽい。

『はだしのゲンを読む』★

 あまり真面目な意図ではなくネタのところが読みたくて。ネットでは当たり前だけど、本になってるとギャップでまたおかしい。

『寄生虫なき病』★

 モイセズ・ベラスケス=マノフ著。いわゆる衛生仮説の本。やや散漫だが。

『ハイスコアガール』★★★

 押切蓮介著。なんか騒動で読みたくなった。近年の傾向としてある(?)「変人彼女もの」のひとつか。格ゲーはそれほど好きではないがつまらなくはない。

『魔法先生ネギま!』★★★

 赤松健著。レンタルでまとめて読む機会があった。あざといというか商品としてうまいよなあ。後のJコミにつながるビジネス感覚かも。

『カバチタレ』★★

 もちろんナニワ金融道よりは数枚落ちるけど、同系統のが読みたいときに。

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