おすすめ本書評まとめ2014年10月版

『脳科学は人格を変えられるか?』★★★★

 エレーヌ・フォックス著。タイトルが内容と一致してない。いわゆるポジティブ脳とネガティブ脳の話。なかなか興味深いしライフハックとしても役に立ちそう。

『人類5万年 文明の興亡: なせ西洋が世界を支配しているのか』★

 イアン・モリス著。それほどすごいと思わなかったが、定量志向が珍しかったので。「西洋オワコンって結論にしとくから、途中で多少偏見みたいなこと言っても許せよな」みたいなサブテクストがあるような気がするのは意地悪過ぎかね?

『ヤモリの指から不思議なテープ』★★★★

 松田素子著、江口絵理著、石田秀輝監修、他。内容的には『ヤモリの指』に近いが、イラストたくさんでかなりいい。子供に読ませたい。

『パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門: 怒り、イライラのコントロールで、職場は変わる! 成果が上がる!』★

 小林浩志著。このテーマでまとまったものは読んだことなかったので。

『テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?』★★

 ケヴィン・ケリー著。うーん、全体として悪くはないけど、この人やっぱり自然信仰から文明信仰に転向しただけで本質はヒッピーっぽいんだよねえ。

『スタイルズ荘の怪事件』★

 アガサ・クリスティー著。なんかテレビでポワロやってたので。

『インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針』★

 Susan Weinschenk著。なんとなく『Mind Hacks』を彷彿とさせた。『Mind Hacks』の完成度には遠く及ばないが。

『振り込め犯罪結社 200億円詐欺市場に生きる人々』★★★★★

 鈴木大介著。やばいなんかめちゃめちゃ面白い。近いうちに『闇金ウシジマくん』で振り込め詐欺君編でも始まりそうな気がする。

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