WEB情報通信

Google IMEってないの?

キーボードによる入力効率を一通り改善してみてIMEが視界に入ってきた。 もっとも、他の入力・編集が効率化された分相対的に目立つようになってきたと言うだけで、不満があるという意味ではない。私の使っているATOKはそもそもそれなりに賢い上に長年の使用で辞書が自分用にカスタマイズされてきているからだ。 ただGoogleはIMEを作らないのかな? という疑問が頭に浮かんだ。 調べたらこのAjaxを使ったI...
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パンダの親指でキーボードを叩く話 その3

DvorakJPで入力するようになってずいぶんタイピングは楽になったのだが、まだ改善の余地は残されている。最後にメインの配列以外の細かいキーカスタマイズの話である。 以前書いたようにタイピング時に遊んでいる親指に、何か他の指が行っている仕事の中でもっとも忙しくて難しい仕事を割り当てるのが最善の改善手段となるであろうことは間違いないと思われる。 それでは使用頻度が高くしかも押しにくいキーは何か。私の...
文化芸術宗教

アイラ・レヴィン『死の接吻』

デスノートが終わりそうです。 「ジャンプで完全に悪役が主人公の漫画はかつてあっただろうか」とか「デスノートってドラえもんの『独裁スイッチ』を大長編化したみたいな話だったなあ」とか。 いろいろな語り口を考えましたが、どれもまだまとまらないのでとりあえずデスノートから連想された作品の紹介にしてきます。 この『死の接吻』もデスノートよろしくいわゆるピカレスク小説。夜神月と同じく顔も頭も良い野心家の青年が...
ゲーム森羅万象

X OPERATIONS 0.96

X OPERATIONS フリーゲームでは珍しいFPS、昔ちょっとした暇潰し用ソフトとしてずいぶん長い間愛用していたX OPERATIONSがひさびさにバージョンアップしてました。 新たに遺跡のマップといくつかのミッションが追加された他、従来のミッションも難度が上がっているような気がします。 しかしこのシングルだろうがマルチだろうが余計な要素一切抜きで、ただひたすら撃つか撃たれるか・殺るか殺られる...
映画・ザ・ムービー

『プロデューサーズ』 オススメ度 9/10

やはりメル・ブルックスの爺さんはさすがだなあと思わせられた。お下品&ブラックなネタ連発のミュージカルコメディ映画。 ギャグのセンスさえ受け付けられればこの分野では並ぶ者はいないと思う。どうしても下ネタやブラックジョークがダメという人以外には文句なしにオススメする。変に頭を使うことなく素直に歌と踊りとジョークを楽しめばいい。 だが、原作が1968年の作品だということは知っていないと、ヒトラーネタをは...
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パンダの親指でキーボードを叩く話 その2

グールドのエッセイ以来QWERTY脱却の機会をずっとうかがっていたのだが、実際に決意したのはUIEJへの就職の決まった5ヶ月ほど前である。 ソフトウェア会社に就職するというのなら趣味もパソコン・仕事もパソコンとなり一日中パソコンに触っていることになるのだから、わずかでも効率が改善されるのなら大いに意味があるはずだからだ。 乗り換える対象は慎重に選ばなければならない。せっかく苦労して移行したのに前よ...
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パンダの親指でキーボードを叩く話 その1

さて、良いキーボードが欲しくなった理由について。そもそものきっかけはスティーブン・ジェイ・グールドのエッセイ『テクノロジーにおけるパンダの親指』であった。その要約を示そう。 パンダが指で竹を掴み、ごしごしと枝をしごきながら食べているところは見たことがあると思う。その時器用に使われている親指に見えるものは実は親指ではなく手の骨である。 パンダは外見通り熊に近い系統の生物で、熊と同じく親指は他の4本の...
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紙のように使えるフリーソフト『紙』

洛西一周のホームページ 2005 名前の通りとにかく単純に『紙』のように使えるソフト。さまざまなフリーソフトを使っているが、使用頻度ではおそらく最高だろう。 もとはといえば掲示板等でフォームに入力した文章が送信トラブルなどの理由で消えてしまうことを嫌って使い始めたものなのだが、いまやちょっとしたテキストを扱うさまざまな用途全般に使うようになっている。 根幹をなす機能は「箱(フォルダ)」の中に1行目...