星新一の夢世界 スパムとフィルタと『肩の上の秘書』 私用のメールアドレスをgmailにするようになってからスパムメールを見ることがめっきり減った。 gmailのスパム排除率は恐ろしいばかりであり、あれほどうっとおしかったスパムメールがもはや「はははは! 来るならいくらでも来やがれ飛んで火に入る夏の虫め!」と、むしろ快感に感じるほどである。 しかし今回センスオブワンダーを感じたのはスパムフィルタそのものの凄さではない。 スパムメールというものは... 2006.5.11 星新一の夢世界
WEB情報通信 近藤淳也『「へんな会社」のつくり方 常識にとらわれない「はてな」の超オープン経営術』 今さらですが読みました。かなりの部分ネット上で読んだことがありましたが、やっぱり面白かったです。 1つのエントリ(?)が短くてらくーに読めるのでおすすめです。以下読書メモ。 情報を隠蔽せずオープンにする 情報を私物化せず共有する まず公開して閲覧者が選択する 会議の無駄(参加者全員の時間単価×会議時間)をなくす 立って会議(無駄に長引かない) ICレコーダで録音してMP3形式でUP(ただなんとな... 2006.5.10 WEB情報通信
ゲーム森羅万象 WiiとDSで再び任天堂の天下が来そうな予感 任天堂「新」世代機・Wii情報まとめ プレステ3が6万円近い値段になるのだとか。私は長らく家庭用ゲーム機の世界から遠ざかっていたので多少感覚がずれているのかも知れませんが、いくら何でも高すぎると感じますね。 一年早ければ、高かろうが何だろうが他に選択肢はないので売れたでしょう。しかし、DSの大ブレイクによって、ゲーム機には高性能化以外の発展の選択肢があることが理屈でなく事実として知れ渡ってしま... 2006.5.10 ゲーム森羅万象
科学技術哲学 電気分解した水で頭を洗う うちの近所の980円の散髪屋では、いくらか余計に払うと電気分解した水で頭を洗ってくれるそうです。 フケや痒みを防ぐ効果があるそうですが、それは水素爆鳴気で頭髪を吹き飛ばしてやるという意味でしょうか。 それとも水酸化ナトリウム水溶液で頭皮をきれいさっぱり溶かし去ってくれるのでしょうか。 確かにフケや痒みはなくなりそうですがそれ以前に命がなくなりそうなのでいつも丁重にお断りしております。 つー... 2006.5.9 科学技術哲学
日常の一コマ 『Life Hacks PRESS デジタル世代の「カイゼン」術』 ライフハックというのは仕事や雑用をより少ない労力とストレスで済ませることができるようなノウハウのこと……らしい。 言葉としては最近知ったのだが私は昔からそういうのに凝る人だったので個人的にはこの本はあまり役に立ったとは言えない。一度は考えたことがあるようなこと・やってみたことがあるようなことが多いからだ。 『Web進化論』がWeb2.0って何? という人向けに書かれているのと同様、ライフハック... 2006.5.8 日常の一コマ
WEB情報通信 Google IMEってないの? キーボードによる入力効率を一通り改善してみてIMEが視界に入ってきた。 もっとも、他の入力・編集が効率化された分相対的に目立つようになってきたと言うだけで、不満があるという意味ではない。私の使っているATOKはそもそもそれなりに賢い上に長年の使用で辞書が自分用にカスタマイズされてきているからだ。 ただGoogleはIMEを作らないのかな? という疑問が頭に浮かんだ。 調べたらこのAjaxを使... 2006.5.8 WEB情報通信
WEB情報通信 パンダの親指でキーボードを叩く話 その3 DvorakJPで入力するようになってずいぶんタイピングは楽になったのだが、まだ改善の余地は残されている。最後にメインの配列以外の細かいキーカスタマイズの話である。 以前書いたようにタイピング時に遊んでいる親指に、何か他の指が行っている仕事の中でもっとも忙しくて難しい仕事を割り当てるのが最善の改善手段となるであろうことは間違いないと思われる。 それでは使用頻度が高くしかも押しにくいキーは何か。... 2006.5.7 WEB情報通信
文化芸術宗教 アイラ・レヴィン『死の接吻』 デスノートが終わりそうです。 「ジャンプで完全に悪役が主人公の漫画はかつてあっただろうか」とか「デスノートってドラえもんの『独裁スイッチ』を大長編化したみたいな話だったなあ」とか。 いろいろな語り口を考えましたが、どれもまだまとまらないのでとりあえずデスノートから連想された作品の紹介にしてきます。 この『死の接吻』もデスノートよろしくいわゆるピカレスク小説。夜神月と同じく顔も頭も良い野心家の... 2006.5.6 文化芸術宗教