おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2012年10月版 『右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化』★★★ 細将貴著。面白い。内容についてはshorebird先生にお任せ。 書評 「右利きのヘビ仮説」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『進化――生命のたどる道』★★★ カール・ジンマー著。これも。 書評 「進化:生命のたどる道」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『幸福優位7つの法則 仕事も人生も... 2012.10.18 おすすめ書評まとめ
政治経済社会 アビジット・V・バナジー エスター・デュフロ『貧乏人の経済学 – もういちど貧困問題を根っこから考える』 久々に単独でエントリ立てておすすめしたくなった本。 内容の説明はすでに沢山出ているので他に譲るが、すごく面白いし、ためにもなる。 解説の「きれいな山形浩生」も見物。 参考リンク 貧乏人に足りないもの―『貧乏人の経済学』 - 事務屋稼業 バナジー/デュフロ『貧乏人の経済学』 | トピックス : みすず書房 おまけ エスター・デュフロ: 貧困に立ち向かう社会的実験 2012.9.22 政治経済社会
WEB情報通信 アイコンはWeb上での自分の顔だ Twitterのアイコンやこのブログのfaviconとして使っている目のドット絵の話。 これは、元はといえば『人狼のなく頃に』(ひぐらしのなく頃に+人狼BBSのパロディWebゲーム)を作り始めた時に、アイコンを利用するためにDLしたcgi素材の中の、占い師アイコンである。 人狼のなく頃にでは占い師ではなくGMのアイコンとして使用したため、FAQページに書いたような経緯で私のアイコンのようになり... 2012.3.17 WEB情報通信
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2012年3月版 『こんなに違う!世界の性教育』★★ 橋本紀子監修。ためになる。 『しあわせ仮説』★★★★★ ジョナサン・ハイト著。非常に面白い。生きていく上でも役に立ちそうだ。 書評 「しあわせ仮説」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『大絶滅 ―2億5千万年前,終末寸前まで追い詰められた地球生命の物語―』★ Douglas H.Erwin著。いわゆるP-T境界の大量絶滅に関する本。 『コン... 2012.3.11 おすすめ書評まとめ
政治経済社会 ウィリアム・パウンドストーン『プライスレス 必ず得する行動経済学の法則』 『ライフゲイムの宇宙』と『囚人のジレンマ』の二大傑作でうちではお馴染みウィリアム・パウンドストーンの行動経済学本。 それらと同等とまでは言えないが、かなり面白い。 「価格」というものがいかに曖昧模糊とした人間的な構築物であるかということが繰り返し強調される。 この場でただ一言だけ憶えておくならば「ふっかけた方が得」か。 タイトル通り面白いだけでなく実益につなげることもできそうなので、営業や... 2011.5.18 政治経済社会
政治経済社会 痴漢冤罪回避の呪文 現在某所でトップになっている、痴漢冤罪対策と称するコピペ。数年ごとに流行するデマで、2004年からあるらしい。私もいつかは忘れたが、前回のブーム時には見た覚えがある。 H-Yamaguchi@Tumblr - もし、貴方が痴漢恐喝女に嫌疑をかけられ、駅員に引き渡されそうになったら・・・... 2004-05-27 - 間違いだらけの痴漢冤罪回避マニュアル この現象は、昔の「悪魔を退散させる呪文... 2010.10.25 政治経済社会
政治経済社会 ティム・ハーフォード『人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く』 『まっとうな経済学』と同著者。 原題は『生活の論理:不合理な世界の合理的な経済学』ぐらいの意味合いで、今回もかなり面白い。 『まっとうな経済学』は『ヤバい経済学』と連続して紹介したけど、奇しくもまた『超ヤバい経済学』に連続しての紹介。 それぞれの位置づけも、やはり前回と同じで、変わった話題に経済学的視点を適用してみる『超ヤバい経済学』に対して、こちらはひたすら“インセンティブ”という視点に絞っ... 2010.10.22 政治経済社会
科学技術哲学 スーザン・A・クランシー 『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』 UFOは一時期に比べてめっきり人気なくなったので時期外しの感はあるけど、わりといい本だったと思う。『抑圧された記憶の神話』は怖すぎて読めないという人にいいかも。 アブダクティーの研究から見えてきたいちばんのポイントは、わたしたちの多くは神のような存在とのコンタクトを求めていて、エイリアンは、科学と宗教との矛盾に折り合いをつける方法なのだということだ。わたしぱ、ユングの「地球外生物は科学技術の天使... 2010.10.15 科学技術哲学