おすすめ本書評まとめ2018年3月版

『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』★

 ピーター・ティール著、ブレイク・マスターズ著。ちょっと面白い。

『外来種は本当に悪者か?: 新しい野生 THE NEW WILD』★★

 フレッド・ピアス著。前から興味ある人にとっては当たり前というか、もはや藁人形叩きの領域に達しているところもあると思われるが、基本いいと思う。

『経済学をまる裸にする 本当はこんなに面白い』★★★★

 チャールズ・ウィーラン著。原著は2002年と大分前のもののようだが、それだけに奇をてらってなくて、普通に良い経済学啓蒙書。

『命の価値: 規制国家に人間味を』★

 キャス・サンスティーン著。悪くはないけど『シンプルな政府』とかなり重複。普通はそちらだけでいいかも。

『幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』★

 橘玲著。売らんかなで煽り気味だったり、ややいい加減だったりするところも目立つが、ひとつの観点として見ておいてもいいのでは。

『完全無欠の賭け―科学がギャンブルを征服する』★★★

 アダム・クチャルスキー著。ギャンブルの歴史系の本ではもっといい本もあった気がするが、比較的最新の話題も載っているのが良い。

『UNIXという考え方―その設計思想と哲学』★★★

 Mike Gancarz著。2001年の本。そこそこ有名なはずだけどなぜか読んでなかった。流石に今改めてこれはというものはないけど、哲学というだけあって時の流れに耐える普遍的な内容。もっと早く読んでおけばよかった。

『数字の国のミステリー』★★★

 マーカス デュ・ソートイ著。こちらは普通に数学啓蒙書。かなり良いと思う。

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