『あんぱんまん』★
やなせたかし著。もちろん訃報から。
『動物の言い分 人間の言い分』★★★★★
日高敏隆著。この手の本は結構読み慣れているはずだが、それでも相当面白かった。この方『ソロモンの指環』や『利己的な遺伝子』の訳者だったのか。今まで意識してなかった。不覚。
『ピーター・リンチの株の教科書―儲けるために学ぶべきこと』★★★
ピーター・リンチ著、ジョン・ロスチャイルド著。原題”LEARN to EARN: A Beginner’s Guide to the Basics of Investing and Business”(稼ぐために学べ:投資とビジネスの基礎の初心者用手引き)。
邦題はややミスリーディング。直訳では硬すぎるとしても『ピーター・リンチの資本主義の教科書』の方が適切だと思う。中高生に読ませたいが、それ以上の人にもおすすめ。
『新版・図説種の起源』★
チャールズ・ダーウィン著、リャード・リーキー編集。以前おすすめした気になっていたがしてなかったので。種の起源そのものを今読むのは色々な理由でおすすめできないのでこっちで。
『大いなる探求 経済学を創造した天才たち』★
シルヴィア・ナサー著。ケインズのあたりだけちょっと面白かった。
『自然を名づける―なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか』★
キャロル・キサク・ヨーン著。面白いが、信じてしまうと問題のある間違いが複数あるのでshorebird先生の書評を先に読んでおくことをおすすめ。私が気になったところは全て指摘されている。
『翻訳がつくる日本語―ヒロインは「女ことば」を話し続ける』★
中村桃子著。面白い。
『超ひも理論を疑う―「見えない次元」はどこまで物理学か?』★
ローレンス M.クラウス著。内容は普通にいいが、邦題がトンチンカンすぎる。原題を直訳すると『鏡の中に隠れたもの―代替現実の探求、プラトンから弦理論へ、不思議の国のアリス・アインシュタイン・トワイライトゾーンを通して―』。内容もその通り。どうしてこうなった!?
『戦争に強くなる本 入門・太平洋戦争―どの本を読み、どんな知識を身につけるべきか』★
林信吾著。これも題がミスリーディング。内容を表すのは「入門」以降だけでよい。
『ブッダ入門』★★★★★
中村元著。読みやすいのにすごく面白い。さすがとしか言いようがない。
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