おすすめ本書評まとめ2016年2月版

『反対進化』★★★★

 エドモンド・ハミルトン著。おもろい。古さは否めないけど、粒ぞろい。

『「読まなくてもいい本」の読書案内:知の最前線を5日間で探検する』★★

 橘玲著。タイトルが悪い。副題の方が内容を表すには正しい。進化心理学や行動経済学が好きな人にはもう当たり前の内容だけど、簡単なまとめとしてはいいのでは。

『だれもが偽善者になる本当の理由』★★★★★

 ロバート・クルツバン著。読んだの結構前だが、なぜか紹介を忘れてた。自己欺瞞と心のモジュール性に関する非常に重要な本だと思う。内容はshorebird先生にお任せ。

『イーロン・マスク 未来を創る男』★★★★★

 アシュリー・バンス著。会長のメルマガで話題が出てきたので読んだが、むちゃくちゃ過ぎて面白い。多少は話を盛ってるのかもしれんにしても。

『家庭モラル・ハラスメント』★★★★

 熊谷早智子著。うひいいいい怖い! 心当たりある人は勿論、ない人にもおすすめ。

『虚空の旅人』★★★★

 上橋菜穂子著。シリーズ4冊目。主人公が変わってるが安定したクオリティ。

『コンピュータは数学者になれるのか? -数学基礎論から証明とプログラムの理論へ-』 ★★★

 照井一成著。これもタイトルがやや誤解を招くもので、副題だけ見るのが正しい。内容は大変良い。このテーマで過去最高級だと思う。

『暴力の解剖学: 神経犯罪学への招待』★★★★★

 エイドリアン・レイン著。これはむちゃくちゃいい。必読。医学・犯罪学の啓蒙書としても、単に面白い読み物としても、生活や子育ての参考書としても、政策の提言としても、SFとしても(?)いずれも一級。

コメント

タイトルとURLをコピーしました