宇宙は常に時代精神の最先端を走るイメージでたとえられます。
大昔は宇宙は大きな卵だったり、亀の背中に乗ってたりしました。中世ではもちろん宇宙は神でした。科学が勃興すると宇宙は時計仕掛けの機械だと言われたこともあります。コンピューターが発達した頃は宇宙はコンピューターだと言われ、複雑系ブームの頃は宇宙はカオスの渦だと言われました。
そして現在。いよいよ量子コンピューターが現実味を帯びてきたので、もちろん「宇宙は量子コンピューターだ!」と言われるようになってきました。ちっとも変わりませんね。
でも、いままでと違うところが一点だけあります。もはや単なるたとえではなくマジだって事です。
全てに目配りしたバランスの良い本でした。『宇宙を復号する』に近いですが、初心者にもより優しいです。ちょうど前の記事で取り上げた実効複雑度に関する話も少しですが出てきます。
おすすめ類書
おまけ
プログラムつながり。
コメント