グラン・トリノを見に行ったときに本屋で見かけて思わず目を疑った。有名なエルンスト・ヘッケルの画集が出ている。
邦題がすごく安っぽい印象になってしまっているが、原題“Kunstformen der Natur“は直訳すると『自然の芸術造形』である。
昔グールドのエッセイか何かで存在を知り、荒俣宏の世界大博物図鑑に載っていた放散虫の図をわざわざ図書館でコピーしたりした記憶がある。
もう100年前の本なのでさすがに著作権も切れているのか、画像そのものは上のようなサイトで見ることが可能であるが、気に入ったら買って手元に置いておけばどうか。生物好きはもちろん、美術・芸術に関わる人間は必携の一冊ではないかと。
おまけ
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