予想よりはずっと良かったです。究極の粗大ゴミだった「映画FF」とは比べものになりません。良くも悪くもしっかりFF7してましたね。FF7をプレイしたことのある人なら楽しめるんじゃないでしょうか。その分FF7そのものをやったことのない方には全くお勧めできませんが。
しかし、今年はとてつもなく素晴らしいCG映画『Mr.インクレディブル』を観た後なので、やっぱり激しく見劣りしてしまいます。
CGはもちろんですが、中途半端に(と言ったら失礼ですが)CGが健闘していただけにむしろCG以外の部分、特に脚本に圧倒的な力の差を感じてしまいます。日本経済について「失われた10年」なんてよく言いますが初放送から10年経つのに未だにエヴァの遺産で細々と食いつないでる感じというか。
たとえこれから頑張ってCG技術でハリウッドを上回ることがあったとしても肝心の脚本がこんなんじゃ逆立ちしても太刀打ちできない気がします。合併していまやゲーム業界最大手(でしょ?)のスクエニがこの始末では日本のエンタテイメント産業の未来ってあんまり明るくなさそうな予感が……。うーん、それなりに面白かったのに何か複雑な気分です。
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