確か誰かが褒めてたので、旅行中に読んでいた本。言わばアメリカのファンタジー系ラノベ。いま調べたら、出たのはちょうどロードス島戦記よりわずかに前の時代らしい。
面白いかつまらないかと言ったら、もちろん面白い。ただ、女性と東洋人の扱いが、一貫して余りと言えば余りにアメリカンなのが引っかかる。
ハリポタはやっぱりイギリスっぽかったし、ファンタジーだといっても――あるいは、だからこそ――国柄というのはあるものだね。それ自体一種の偏見と言ってしまえばそれまでだけど。
同じ旅行で指輪物語のDVDを買ったので、どうしても比べてしまうが、こういう二流のファンタジーと比較すると、トールキンがいかに気を遣って書いてるかがわかる気がする。もっとずっと昔であるにも関わらず。
おまけ
アメリカン。
コメント
そんな言い方されるとかえって気になるやんけ。
たぶん読まないけど。
確かに荒川弘は「B級」という言葉のイメージアップに
大幅貢献した気がしますな。
読んだのがベルガリアードで良かったな
ドラルだったらおまえ死んでたぞ
ネタ失礼。結構本気でドラルの感想も聞いてみたい気はしますが、わざわざ読む必要はないです。
「二流」と言われてしまうとちょっと悲しいけど、「B級」なら許せそうな気がするのは荒川弘のせいなのだろうか。