面積重要

生き物たちは3/4が好き 多様な生物界を支配する単純な法則

 およそ意味のある現象は、常に何かと何かの境界で発生する。

 人体は大雑把に言って複雑に折りたたまれた内臓表面であり、それらを構成する細胞は大雑把に言って折りたたまれた膜(表面)の塊だ。

 脳みそに皺が寄っているのも、肺が肺胞に分かれているのも、小腸が絨毛でびっしりなのも、全ては表面積を増やすためだ。

 パソコン環境の生産性を上げるには、CPUやHDDの能力を上げるより、モニタの面積を増やした方がしばしば有効であり、紙に印刷して広げて見ることも有益だ。

 全然関係ないが、量子重力理論では、物理的に一定範囲に詰め込みうる情報の限界は体積でなく表面積で決まるのだという話を連想する。

おまけ

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