『北朝鮮「偉大な愛」の幻』★★★★
ブラッドレー・マーティン著。山形浩生経由で知る。確かに長いがおもしれー。
『2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する』★
英『エコノミスト』編集部著。「日本以上の高齢化に見舞われるはずの国々に対して甘く日本に厳しすぎ」という意見があり、一理あると思うが、それは単に、日本が現在まだそれなり存在感があり目立っているというだけのことではないかな。
『資本主義が嫌いな人のための経済学』★★★★★
ジョセフ・ヒース著。タイトルの通りの内容。素晴らしい。おすすめ。
『偶然の科学』★★★★
ダンカン・ワッツ著。今ひとつそそらない邦題だが、原題”Everything is Obvious”――『あらゆることは自明である』もちろん逆説的な意味で――はかっこいい。単独で新しい話はないが、まとまり具合最高級。
『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』★
正垣泰彦著。サイゼリアの経営者。レストラン経営はあまり馴染みのない話題なので面白かった。
『憂国のラスプーチン』★★★
佐藤優原作。伊藤潤二画。一言で言えば「すごく面白いけど真に受けるようなやつは読むな」かな。佐藤優はよく知らないなりになんとなく胡散臭いと思っていたが、これを読んではっきり胡散臭いにランクアップしたぞ。
『突然、僕は殺人犯にされた ~ネット中傷被害を受けた10年間』★
スマイリーキクチ著。事実は小説より怖いナリ3rd。思いつきレベルだが、こういう何の落ち度もないのに重大な被害を受け、かつ発生を予想・防止することが困難な事態は、自然災害に準ずるものとみなし、公的な保険ないし保障の制度を作ることが必要ではなかろうか。
『セイヴィング キャピタリズム』★★★
ラグラム・ラジャン著、ルイジ・ジンガレス著。金融の重要性と脆弱性。これも素晴らしい。
『きわどい科学―ウソとマコトの境域を探る』★
マイケル・W・フリードランダー著。97年の本なので話題もその当時のレパートリー。
『投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識』★★★★
ハワード・マークス著。地味ながらそれだけに素晴らしい内容。
『脳はすすんでだまされたがる マジックが解き明かす錯覚の不思議』★
スティーヴン・L・マクニック著、スサナ・マルティネス=コンデ著、サンドラ・ブレイクスリー著。錯覚とかマジックとか好きな人に。
おまけ
やっぱこの作者は天才だと思うわ。
コメント