おすすめ本書評まとめ2013年1月版

『さっさと不況を終わらせろ』★★★★

 ポール・クルーグマン著。やはり素晴らしい。

『American Pie―Slice of Life Essays on America and Japan』★★★★

 ケイ・ヘザリ(Kay Hetherly)著。NHKラジオ英会話で有名な人らしい。英語も簡単で内容もわかりやすく興味深い。学習者におすすめ。

『ファインマンさんの流儀』★★★★

 ローレンス・M. クラウス著。ファインマンさん系はひと通り読んだことがあるはずだが、それでも非常に面白い。専門的でなくてもいいので量子力学についての予備知識がちょっとあった方がより楽しめるかも。

『ゆとりの法則 – 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解』★

 トム・デマルコ著。同著者の他の本ほどではなかったけど、面白い。

『鑑賞のためのキリスト教美術事典』★★★★★

 早坂優子著。素晴らしい量と質(とそれに対するコストパフォーマンス)。美術以前にユダヤ教・キリスト教の基礎知識集としても十分役立つ。超おすすめ。

『世紀の空売り THE BIG SHORT』★

 マイケル・ルイス著。東証Project経由。

『コンピュータ囲碁 ―モンテカルロ法の理論と実践―』★★★★

 美添一樹著、山下宏著。サブタイトル通り理論・実践ともに詳しい。囲碁もコンピュータ囲碁も自分ではやってないけど面白い。やってる人は必読だろう。

『人類は衰退しました』★★

 田中ロミオ著。ニコ動で見たアニメが良かったので。1巻までの感想としては、一気に全巻読みたくなるような感じでもないかな。でもちょっとずつなら読みたいかも。

『エレクトリックな科学革命―いかにして電気が見出され、現代を拓いたか』★

 デイヴィッド・ボダニス著。個別の内容はどこかで見たことあるような気がするし、もっと良かったような気もするが、なぜか捨てがたい。

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