『最後の喫煙者』の世界は着実に近づいている

最後の喫煙者―自選ドタバタ傑作集〈1〉

タクシー全面禁煙巡るコラム、中日新聞に抗議40件

5月10日3時18分配信 読売新聞

 名古屋地区で今月1日から始まったタクシーの全面禁煙について、中日新聞社(本社・名古屋市)の常務・編集担当の小出宣昭氏(62)が4月29日の朝刊で否定的な意見を掲載したところ、「たばこの害を、どう考えているのか」などの抗議が同社に相次いでいることが9日、わかった。

 NPO法人「日本禁煙学会」(東京)も小出氏に抗議文を送付した。

 愛煙家である小出氏は、コラムの中で、全面禁煙について「決め方にいささかの薄っぺらさを感じる」とし、タクシーは「個別選択的な乗り物」であり、「全車禁煙という一律主義に本能的な危険を感じる」と書いた。

 中日新聞社には9日までに抗議のメールや手紙が約40通届き、「喫煙を正当化するな」などの電話もあるという。

最終更新:5月10日3時18分

 『最後の喫煙者』を連想するなという方が無理なニュース。

 あたりも参照。ちなみに私は完全な非喫煙者なので世界の禁煙化の流れに逆らう気はないしその理由もない。

 喫煙者にとっては理不尽に感じることは理解できるが、その程度の意味では世の中に理不尽でないことなんてそうそうあるもんじゃない。

 天の邪鬼精神ぐらいは常に発揮しておくべきだとは思うのでこうして『最後の喫煙者』を読むことをおすすめするわけだが。

 ついでに最近読んだものの中ではグレッグ・イーガンの『繭』も微妙に関連あるかも。

コメント

  1. より:

    煙草は吸わない人には迷惑でしかないからね。

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