『生と死の自然史―進化を統べる酸素』という本がめちゃめちゃ面白かったのでそれに関して書きたいのだが、その前に前提知識として持っておいた方が思われる内容があるので、以前読んだ本を紹介する。まずは一冊目。
スノーボールアース仮説*1は、最近NHKスペシャルの地球大進化でも言及されていたように記憶しているが、大陸移動説以来までは言わなくとも、K-T境界の隕石衝突説に勝るとも劣らない重要な地質学上の革命である。
単に地球が丸ごと氷で覆われていた時代があったというだけなら「ふーん、そんなこともあったんだ面白いな」というだけで終わってしまうかも知れないが、もちろんそれだけではない。
この現象が魅力的なのは、従来謎であった真核生物の進化・多細胞生物の誕生・いわゆるカンブリア爆発などの進化史を画する出来事がその時期であって他の時期でなかった理由を説明するものかもしれないからだ。
*1:すでに単なる仮説の域は脱しつつあると思われるが。
参考リンク
関連図書
おまけ
雪玉つながり。あのディズニー様ですがパブリックドメインだそうなのでたぶん大丈夫です。
コメント
>スチール缶さん
う?ん、twitterへのレスポンスがここに来る事は
まったく想定してなかったなあ。
twitterが流れると意味不明になってしまうし、どうしよう。
twitterあまり熱心に使ってないので普通に
他の人も書き込めるブログパーツにでもした方が親切か。
この記事へのコメントではないですが
左上の
>豪華客船とジャンボジェット機から?
これに近いものがありますよ
エクラノプランという奴です