原題“THE GOLDILOCKS ENIGMA Why is the Universe Just Right for Life?”(『ゴルディロックスの謎 なぜ宇宙は生命にちょうどよいのか?』)。
ゴルディロックスとは童話3びきのくまの主人公の女の子のことで「特別にあつらえたわけではないはずなのになぜかちょうどよい」ことを表す。
テーマは『宇宙のランドスケープ』の時にやや詳しく取り上げたので繰り返さないが、これまでの多宇宙本の中で最もまとまりがよかった。
あとがきで著者が個人的に好むとしている意見は、私には純粋にSFだと思われ――実際にグレッグ・イーガンの『万物理論』そのままだ――同意できないが、全体的には非常におすすめである。
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おまけ
ありえないような幸運つながり。
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