映画・ザ・ムービー

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話が通じない話『バベル』 オススメ度 8/10

タイトルのバベルとは 聖書におけるバベルの塔 バベルの塔の記事は『旧約聖書』の『創世記』11章にあらわれる。位置的にはノアの物語のあとでアブラハムの物語の前に置かれている。そこで語られるのは以下のような物語である。 もともと人々は同じ1つの言葉を話していた。シンアルの野に集まった人々は、れんがとアスファルトを用いて天まで届く塔をつくってシェム(ヘブライ語、慣習で名と訳されている)を高くあげ、全地の...
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大友克洋は死罪でも生ぬるい。映画『蟲師』 オススメ度 0/10

最初に謝っておきます。ごめんなさい。最初にこれ↓ 主文、大友克洋は死罪。映画「蟲師」:オダギリジョー 蒼井優|忍之閻魔帳  を読んだときは「原作が原作だからいくらなんでもそこまで酷いわけないでしょ。あからさまな釣りタイトルでアクセス狙い必死すぎクスクス」とか内心思ってましたが今は120パーセントほど同意。貞子は言い得て妙だわ。  正直「これはひどい」ってレベルじゃないぞ。私の知る限り空前のひどい漫...
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脳味噌:y=-( ゚д゚)・∵;; ターン『ディパーテッド』 オススメ度 4/10

……しまった! タイトルで内容を全て言い尽くしてしまったので書くことがないぞ。ていうかこんなのでもアカデミー賞取れるんだ。  まあもちろん元ネタが素晴らしいのでつまらないということはないが、リメイク前の『インファーナル・アフェア』をまだ観てない人は素直にそちらの方を観よう。
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『墨攻』 オススメ度 6/10

「墨攻」とはもちろん大量の墨汁を敵の城に流し込んで服や書物を台無しにして戦意をくじく計略……ではなくて、「墨守」もじった原作小説のタイトル。  どこかのサイトで「矢一本で敵軍を追い返し……」とかなんとかいうのを憶えていたので同じ中国映画の『英雄』とか『LOVERS』みたいなハチャメチャアクションで脳味噌カラッポでスッキリー!!  な感じを期待して見に行ったら、いろんな意味で全然違って結構真面目で意...
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『トゥモローワールド』 オススメ度 3/10

これは泣ける……もったいなすぎて。  すでに方々で絶賛されてるけど映像はなかなかすごい。特にラスト付近の戦争シーンなどは今まで観たほとんどの戦争映画よりずっとすごい。ではなぜ絶賛できないかというとストーリーがあまりにもひどいから。  なんでダメかを羅列しても不愉快なだけなのでいちいち言わないが、ものすごい映像に酷いストーリーというこの組み合わせは、今は大人の事情であまり大きな声で言えないが、あの『...
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『ファイティング・ニモ』もとい『ファインディング・ニモ』

お魚映画。ご多分に漏れず公開当時はタイトルを間違っていて「こんなかわいい熱帯魚がバトルなんてアメリカンだなあ」と思っていた。まあこれは正直間違えるなという方が無理だべ。  さすがに対象年齢が低すぎるのかあまり楽しめず、むしろコメンタリーの方が面白かった。  もちろんそれは他のピクサー作品と比較しての話で、そんじょそこらのアニメ映画とは比べものにはならないレベルの高さではあるのだけれど。  これでや...
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『Grizzly Man グリズリー・マン』が観たいような観たくないような

NYC diary 街(まち)猫日記 : Grizzly Man=グリズリーマン(ドキュメンタリー)  一言で言うとそんなクマに俺様がエサ――!!(AA略)という映画……らしい。「じゃあ観ればいいじゃん」と言われそうだが腹が立ちそうなので観たくないという気持ちが同時にある。  なんと言っても私はこの世でこういう似非自然保護活動ほど嫌いなものは他にないと言ってもいいぐらいなのである(理由はいつか書く...
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六本木ヒルズのピクサー展

Mr.インクレディブルを観て以来最近ピクサー作品にすっかりまいっている私。  8月まで六本木ヒルズでやっていたピクサー展に行ったのだが感想を書くのを忘れていた。  切り絵やラフスケッチをそのまま使っていままでのピクサー作品の世界を表現した10分程度の映像を上映していたのだが、大変素晴らしい。フルCG作品で有名だからといってCGだからすごいわけではないというのがよくわかった。  絵や粘土細工が大量に...