科学技術哲学 金庫破りをしないファインマンはありうるか? 天才と○チガイは紙一重のテーマをもうちょっと追及する。 紙一重であることは認めるとして、紙一重である必要はあるんだろうか? つまり、金庫破りで上司を困らせないリチャード・ファインマン、今日にもソ連を核攻撃しろと言わないジョン・フォン・ノイマン、人なつこいクルト・ゲーデル、女性にモテモテ王国のアイザック・ニュートンは存在しうるんだろうか? ある意味ではこの質問に対する答えは明白だ。実際に人格的に... 2007.10.21 科学技術哲学
政治経済社会 岡田斗司夫『ぼくたちの洗脳社会』 404 Blog Not Found:いつまでもケチと思われるなよ この件。現時点での情報から判断できる限りではほとんど弾さんと同じ感想なんだけど、どうしても納得がいかない。 岡田斗司夫はもちろんいろいろな方面で有名な人物だが、私にとって一番の印象はこの『ぼくたちの洗脳社会』の著者、というものだった。 最近公式サイトで全文掲載されているのを知ったのでリンクしておく。かなり面白い本だった記憶が... 2007.10.19 政治経済社会
文化芸術宗教 「初音ミクの調教」って言葉から始まる妄想 とは言ってもエロい妄想ではない。そういうのを期待して釣られた人には正直すまんかった。 エロに関係はあるがエロくない妄想である。最近まじめっぽい話が多かったのでどうでもいい話を書きたかっただけである。 あくまで妄想だから全部でたらめである。疑問が生じてもあえて調べず裏も取らない。妄想が尽きるまでで書く。 では行くぞ。 「初音ミクの調教」って言葉、なんとかならねぇか。 - Scott’s scr... 2007.10.17 文化芸術宗教
星新一の夢世界 星新一『悪への挑戦』 「みなさま。夕食もおすみになり、夜のひとときをおくつろぎのことと思います。ではこれより、正義にみちスリルに溢れる社会の連帯と向上のためのみなさまの番組、そして現実のドラマである〈悪への挑戦〉をお送りいたします。これは法律省のご協力と、スポンサーである……」 あたしはこの番組の熱烈なファン。もっとも、あたしだけじゃない。誰でも、どこでもそうなのだ。開始以来、ゴールデン・アワーのこの番組は驚異的な視... 2007.10.14 星新一の夢世界
科学技術哲学 スティーヴン・ジェイ・グールド『神と科学は共存できるか?』10月18日発売 amazonからのメールおすすめが初めて役に立った。予約注文しとこう。 ドーキンスの『神は妄想である』の中で『千歳の岩』という名前で批判的に言及されていた本だ。 原題が『ROCKS OF AGES』だから直訳としては千歳の岩で正しいが、さすがにわかりにくすぎるということで邦題がこうなったんだろう。 実をいうと『神は妄想である』はもうだいぶ前に読んだのだが、どう言及すればよいものか迷っている。... 2007.10.14 科学技術哲学
WEB情報通信 KAMONジェネレーター壁紙一覧表 綾鷹(あやたか) 【蟻】 とても几帳面で働き者の特徴を持つあなたは蟻紋。人が見ていない所でコツコツと一生懸命努力を続ける非常にマジメな性格の持ち主です。協調性にも優れ、多くの仲間に恵まれるでしょう。上手に遊ぶ事を覚えたら完璧な人生を送れるはずです。 そんな真面目じゃないので占いとしちゃ外れだけどアリ好きだから許す。我が家の家紋はこれに決定(笑)。 壁紙ダウンロードのURLいじくれば他のも見られ... 2007.10.13 WEB情報通信
科学技術哲学 スティーヴン・ジェイ グールド『暦と数の話―グールド教授の2000年問題』 365番目のエントリなので、暦にちなんだ本を紹介。 グールドは進化論関係ばかりでなくてこんなのも書いている。サヴァン症候群の息子に触れている部分などは、他の本では見られなかった彼の側面が見られて面白いだろう。 日頃なにげなく使って当たり前だと思っている年月日、曜日の概念にも様々な歴史があることがわかって少し違った気分で生活できるようになるかもしれない。 参考リンク。 もうひとつの「2000年問... 2007.10.11 科学技術哲学
科学技術哲学 ドナル・オシア『ポアンカレ予想を解いた数学者』 ポアンカレ予想の解決についての本。 amazonのレビューにもあったけど、構成の仕方にサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』を意識してると思う。 しかし、面白さは数段劣ると言わざるを得ない。肝心のベレルマン本人にインタビューするどころか会えてもいないのがきつい。まあ数学最高の賞とされるフィールズ賞さえ辞退したような人だし、そういう人間だったということ自体がミソだから仕方ないと言えば仕方ないけ... 2007.10.10 科学技術哲学