政治経済社会

アービンジャー・インスティチュート『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

知りもしないのにいつの間にかアマゾンアソシエイトの売り上げの中に入っていたこの本。この手の自己啓発本はまったく読まないのだが買ってみた。 ちょっとは期待したのだがやっぱりあまり面白くなかった。「悪いことは自分のせい、良いことは人のおかげ」という要点をいろんなたとえ話で繰り返しているだけ。 元はアメリカで売れた本らしいが、まあ欧米では斬新に感じるのはわからなくはない。しかし日本ではそんなの啓発される...
ゲーム森羅万象

やっとWii買えた

Wii本体(約25000円)Wii用D端子ケーブル(約2000円)はじめてのWiiパックリモコン1個付き(約4000円)Wiiショッピングチャンネルプリペイドカード5000円分クラシックコントローラ付き(約5000円)Wii Sports(約5000円)ゼルダの伝説トワイライトプリンセス(約6000円)エネループ単三2本充電器つき+エネループ単三4本(約3000円) 個々の値段はうろおぼえだが締め...
日常の一コマ

スーパーエッシャー展に行ってきた

スーパーエッシャー展 ある特異な版画家の軌跡 書き忘れていたが、会社から歩いていけるほど近いところでやっていた上のエッシャー展に行った。 館内案内に特製のニンテンドーDSが使われていてなかなか使い勝手が良かった。有名どころの作品は一度は何かで見たことがあるようなものも多かったが、エッシャーは『ゲーデル・エッシャー・バッハ』を読んで依頼ずっと好きなので結構楽しめた。 『ゲーデル・エッシャー・バッハ』...
日常の一コマ

SF脳の恐怖!

寝起きの頭をすっきりさせるため朝の冷たい空気に触れようとドアの外に出たら、新聞受けに刺さっていた朝刊の広告(写真)がツキを呼ぶパワードスーツに見えた。 しかも一秒やそこらの長い時間おかしいとも思わずに、言語化しないまでも「世の中進んでるのか進んでないのかわからねーなー」なんて感想を持っていた。 いくら最近寝床で読んでる本がグレッグ・イーガンばかりだからってないないそれはない。寝起きがどうとかいうレ...
科学技術哲学

グレッグ・イーガン『万物理論』

『順列都市』『ディアスポラ』に続きグレッグ・イーガン3冊目。 ところどころ急ぎすぎたり間延びしすぎたり、あるところでは無駄に細かすぎたり逆にあっさりしすぎてたりする印象。個人的お気に入り度は『ディアスポラ』>>『順列都市』>『万物理論』 かな。でも書かれた順に良くなっているみたいだからそれでいいのか。 本筋の万物理論の他にも様々なSF要素が出てきて、ウィルスの人工合成の話も出てきたけど、今日見たニ...
ゲーム森羅万象

嗚呼偉大なるマンネリ『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』

前に少しだけ触れたが、会社でダイヤモンド持っている方と一緒に遊ぶためにポケモンパールをやっている。 ポケモンは初代以来だが、水戸黄門のようにまったく変わらない。収集・育成・交換のコンセプトはもちろんのこと、博士が出てきて悪の組織が出てきて、ライバルを追っかけて……と、固有名詞以外何もかもまったく変わらないけどまったく同じように面白い。 たくさんあるミニゲームもそれぞれなかなか出来が良いし、水戸黄門...
科学技術哲学

古くて新しい最先端SF グレッグ・イーガン『ディアスポラ』

『順列都市』に続いてグレッグ・イーガン作品を読んでみた。個人的には順列都市以上に面白かった。これが現代の『スターメイカー』なんだろうなあ。 スターメイカーでは無名のイギリス人が主人公だったけど、こっちでの主人公がもはや現在の意味での人間ですらなく、最初からコンピュータ内のバーチャル都市でプログラムによって作られた「市民」。 そのわりには地球の危機が起きたりいろんな星を渡り歩いたり他の文明と接触した...
WEB情報通信

Wikipediaは荒れていることに(も)価値がある

ちょっと前に、日本語版のWikipediaの記事のクオリティについて議論があったような気がする。 私はWikipediaの上部組織がどんな人によってどんな風に運営されているのかまったく知らないが、Wikipediaの質に十分満足している。 2ちゃんねらが荒らしやがるから根本的な改革が必要とかまったく別のプロジェクトが必要というような類の主張をする人は、もしいればの話だがその考え方が古いだけだと思っ...