おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2013年4月版

『隣り合わせの灰と青春―小説ウィザードリィ』★ ベニー松山著。つまらなくはないが、以前読んだ続編『風よ。龍に届いているか』の方が大幅に面白かった。最近電子書籍化したとか。BCCKS / ブックス - ベニー松山著『隣り合わせの灰と青春』『ドーキンス博士が教える「世界の秘密」』★ リチャード・ドーキンス著。"The Magic of Reality"の邦訳。中学生ぐらいを対象に書かれているようだ。書...
WEB情報通信

邪悪なグーグル様を初体験

邪悪にならぬをモットーとするGoogle様が時折見せる邪悪な側面については、見聞きしてはいたものの、初めて自分で体験した。 ずっと放置状態のGoogle Adsenseに何かのきっかけでログインしたら、メッセージ欄に「サイトへの AdSense 広告配信が停止されています」とかいうのが来ていた。自分では気づいてなかったが、そういえば確かに出てないようだ。 何が問題なのかと見てみれば、こうだ。(以下...
それにつけても金のほしさよ

キプロスの預金封鎖と同じ事は日本でも起きてるはずなんだが

キプロスの預金封鎖のニュースを説明するための思考実験。独自通貨を持つある国の政府が、いま世界に存在するのと同額のお金を発行するとしよう。 物理的存在としての紙幣に価値はないから、輪転機が回り終わった時点で、2倍の量が存在するようになったこのお金の価値は半分になっていなければならない(100%のインフレ)。 そして今や全紙幣の半分が政府の手元にあるので、これは事実上、世界中のあらゆるお金の半分を政府...
それにつけても金のほしさよ

なぜ私はマクドナルドでタダで食えるのか

マクドナルドの株主優待券が届いた。なぜ周りの人が代金を払っている中、私はマクドナルドでただで食べることができるのか? 本質的な部分だけ言えば、私の店だからだ。 私が生まれて初めて株式というものを意識したのは、ポール・バーホーベンの秀逸SF風刺映画『ロボコップ』における、「市政に文句があるならオムニ社の株を買えばいい。誰でも市の所有者になれる」 というようなセリフであったと思う。 株式というのは分割...
政治経済社会

立花隆『青春漂流』

青春というのは、それが過ぎ去ったときにはじめて、ああ、あれがオレの青春だったのかと気が付くものなのである。 表紙の立花隆で思わず吹きそうになるが、そろそろ私も青春という年代ではなくなってきたかも。一見いかに成功し、いかに幸せに見えても、それがその人の望んだ人生でなければ、その人は悔恨から逃れることができない。反対に、いかに一見みじめな人生に終わろうと、それが自分の思い通りの選択の結果として招来され...
政治経済社会

「核しか持たない軍隊」は「”F**k You!!”しか言えない外交官」と同じ

あまり時間的に余裕がないので、また没ネタ掘り起こし。「核兵器さえ持てば他の兵器はいらないんじゃないの?」という疑問への回答 - 【移転済】リアリズムと防衛を学ぶ を読んでいてタイトルのような表現が頭に浮かんできた。 まあ戦争が外交の延長であるということを認める人には、ほとんどトートロジーであろうが、一言で要点を記憶するにはいいのではないか。
科学技術哲学

血液型性格診断というより血液型「名」性格診断だ

「血液型を知らない」が当たり前の時代になっていく - NAVER まとめ ほほう、血液型性格診断は事実上不滅だろうと思っていたが、そもそも血液型を知らない人が増えることで廃れるという可能性もあるのか。 直接関係ないが、この記事を見て思い出したネタ。 血液型性格分類自体についての議論は、もうあまりにもありふれていて何度も繰り返されているので、ここで改めてする必要を感じない。Wikipediaでも見て...
それにつけても金のほしさよ

使用頻度で割る

以前、投資関連の本を読んでいる時に、 どんな良い資産でも高値で買ってしまえば悪い資産だし、大したことのない資産でも安値で買えれば良い資産だ。 というような話が出てきた。 確かにそうだ。ものが高いか安いかというのは相対的な問題だ。「それは何に対してか?」を考えずに言っても意味がない。 つまり額面上の金額は高くても、使用頻度が非常に高ければ、結果的に安い場合がある。 この代表はRealforce。2万...