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アニメコミック

魔まマの性別逆転

『魔法少女まどか☆マギカ』(まどマギと略されることが多いが以下魔まマ)について書き殴り。TV版のネタバレあり。映画版のネタバレはなし。  魔まマはそもそも全体に「合法鬼畜モノ」的な要素――いかに白昼堂々*1ひどいことを放送してのけるか追及したようなところ――がある。悪いと言っているのではない。私も皮肉屋なので、そこが好きだ。  たとえば、どこで見たか忘れたが「魔法少女になっちゃいました」とか言って...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2013年10月版

『国家はなぜ衰退するのか:権力・繁栄・貧困の起源』★★  ダロン・アセモグル著、ジェイムズ・A・ロビンソン著。詳しくはリンク先参照。私が新たに有益だと感じたのは、制度にとても強い慣性が働くという点。 アセモグル&ロビンソン『国家はなぜ衰退するか』上巻:サクサク読めておもしろい。が、前からこの種の制度派について思っていた疑問はそのまま。 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」 書評 「国家はなぜ衰退する...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2013年6月版

『ヤル気の科学 行動経済学が教える成功の秘訣』★★  イアン・エアーズ著。ちょっとサイトの宣伝ぽいが、なかなか面白い。 参考リンク stickK ? Change Starts Now 『コーディングを支える技術 ~成り立ちから学ぶプログラミング作法』★  西尾泰和著。やや初心者向けだが、よい。 『ビル・ゲイツ未来を語る』★★★  ビル・ゲイツ著。1995年、Windows95発売直後ぐらいに出さ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2013年5月版

『進撃の巨人』★★★★★  諫山創著。アニメ化きっかけにちゃんと読んだら、なんだこれ。めちゃくちゃおもしれえじゃねえか! 『アンベードカルの生涯』★  ダナンジャイ・キール著。恥ずかしながら最近まで名前も知らんかった。 『謎のチェス指し人形「ターク」』★  トム・スタンデージ著。存在自体は昔から知ってたが、思ってたよりずっと高度なものだったようだ。 『銀河パトロール隊―レンズマン・シリーズ〈1〉』...
映画・ザ・ムービー

『ドラゴンボールZ 神と神』 オススメ度 9/10

「やっている中で目を引いたのがこれしかない」程度の、かなり消極的な理由で見に行ったのだが、予想よりはるかに面白かった。  『ドラゴンボール』というタイトルは、私を含むある年代の日本人にとって特別なものであるはずだ。  タイトルだけで何か感じるものがある人は、見に行くことをおすすめする。不満がないではないが、損したとは思わないだろう。 参考リンク  ストーリー全ネタバレなので、すでに見に行く気のある...
アニメコミック

ファイブスター物語が9年ぶりに連載再開

図書館で偶然Newtype見かけて読んで、思わず「ファッ!?」って声が出そうになった。  どうしても中断直前のログナーから桜子への台詞が思い出される。  では聞くが貴様自分の最高傑作にそれができるか? それができる者こそ超一流と呼ばれるのだ! なぜだ? それは最高作が生まれた瞬間に“次”が見えるからだ!  あれ自分自身に言ってたのかね?
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2012年11月版

『北朝鮮「偉大な愛」の幻』★★★★  ブラッドレー・マーティン著。山形浩生経由で知る。確かに長いがおもしれー。 『2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する』★  英『エコノミスト』編集部著。「日本以上の高齢化に見舞われるはずの国々に対して甘く日本に厳しすぎ」という意見があり、一理あると思うが、それは単に、日本が現在まだそれなり存在感があり目立っているというだけのことではないかな。 『資本主...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2012年9月版

『エルフェンリート』★  岡本倫著。怪作と聞いていたかが確かに怪作。好みは割れそう。私は拒否もしないが特別好きでもない。アニメ未見。 『石の花』★★★★  坂口尚著。何かで思い出した。確かに面白いし、紛れもなく名作ではあるんだが、どこか『ユーゴ戦士ノーガンダム』って言葉が頭に浮かんでくる感じの軽さが拭えないのだな。なんでだろ。 『影武者徳川家康』★★★★  隆慶一郎著。いつかジャンプでやってたのを...