政治

おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2020年9月版

『21世紀の啓蒙: 理性、科学、ヒューマニズム、進歩』★★★★★ スティーブン・ピンカー著。原題 "Enlightenment Now"(啓蒙を今)。素晴らしい。内容についてはshorebird先生にお任せ。訳書情報 「21世紀の啓蒙」 - shorebird 進化心理学中心の書評など『ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀: 公正な社会への資本主義と民主主義改革』★★★★★ エリック・A・ポ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2020年6月版

コロナで図書館の貸し出しも停止してて読書も滞っている。『恐竜の世界史』★ スティーブ・ブルサッテ著。内容はshorebird先生にお任せ。書評 「恐竜の世界史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など『なぜ大国は衰退するのか ―古代ローマから現代まで』★★★ グレン・ハバード著、ティム・ケイン著。著者の財政への提言には賛成できないけど、レントシーカーが政治を歪め硬直させることが大国衰退の...
ガイア教の天使クジラ

ガイア教の天使クジラ49 アーサー・C・クラーク『海底牧場』 4/5

【第48回】 【目次】 さて前回、何を考えてこんな読解問題に答えてもらったか。まあ、とりあえず答え合わせから。答え合わせ1:× 人間以外の動物は人間のために存在している「有史以来、人間は、ほかの動物は自分たちのために存在しているのだ、という考えをいだいてきました。」と言って、以下ずっとそういう聖書的動物観を批判しているので、当然×だな。2:○ 牛・羊・豚等の家畜を殺すこともいずれは止めるべきである...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2020年2月版

『すばらしい新世界』★★★ オルダス・ハクスリー著。『1984年』と並び称されるディストピアものだけど、そちらほど読んでる人いない印象ある。確かに今読んでも面白いのは『1984年』の方。こちらは、生まれつきの階級固定を除けば普通の現代社会じゃん、という印象になってしまうから、そのせいかも。『事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学』★ ターリ・シャーロット著。特に目新しい話はない...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2019年9月版

『逆転の大戦争史』★★★★ オーナ・ハサウェイ著、スコット・シャピーロ著。非常に興味深いが邦題だけはミスリーディング。内容はshorebird先生にお任せ。 書評 「逆転の大戦争史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など『人を惹きつける技術 -カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方-』★★★ 小池一夫著。著者の死去をきっかけに。流石というか面白い。『リベラル再生宣言』★★...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2019年7月版

『ウイルスの意味論――生命の定義を超えた存在』★ 山内一也著。面白い。『ファンタジーランド: 狂気と幻想のアメリカ500年史』★ カート・アンダーセン著。ちょっと散漫な気もするけど。なぜか『宗教から読むアメリカ』を思い出した。『おもしろレオロジー ―どろどろ、ぐにゃぐにゃ物質の科学』★ 増渕雄一著。何で知ったか忘れたが、意外に面白かった。『西洋の自死: 移民・アイデンティティ・イスラム』★★★ ダ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2019年4月版

『妻のトリセツ』★★★ 黒川伊保子著。妻と読んだ。ぶっちゃけ科学面では極めていい加減。トンデモと言っても過言ではない。でも個人的には役に立った気がする。妻のトリセツが説く脳の性差 東大准教授は「根拠薄い」:朝日新聞デジタル『気になる仏教語辞典: 仏教にまつわる用語を古今東西、イラストとわかりやすい言葉でなむなむと読み解く』★★★★ 麻田弘潤著。絵も内容も良い。『ある日、突然始まる 後悔しないための...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2019年3月版

『エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか』★★★★ ジェイソン・カラカニス著。知らなかったがUberへの投資で有名になった人とのこと。とても面白かった。『ブラッドランド: ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』★★★★ ティモシー・スナイダー著。そこそこ知っているつもりだったが、視点を改めさせられる感があった。一言でまとめるのは難しいので是非読んでほしい。それにし...