政治

政治経済社会

差別反対を唱える人の内心の差別意識を批判する人の内心の差別的パターナリズムを批判する

旗旗 - ブログ「旗旗」 : 「おいコラ!在日!」と言われた時 by 草加耕助  はてなブックマークで見つけた大分昔のエントリだが、実に興味深かった。  「差別を非難しているが自分も無自覚に差別している人を非難する」内容なのだが、『その「差別を非難しているが自分も無自覚に差別している人を非難する」人が差別問題(少なくともその重要な一側面)に無自覚』という、メタ的な構造になっていたからだ。  筒井康...
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「人の心を傷つけるような表現」をあえて護らなければならない理由

悪魔の詩:筑波大助教授殺害、時効が成立?今日の話題:MSN毎日インタラクティブ  サルマン・ラシュディの悪魔の詩事件と、この翻訳者殺害事件は、私がおよそこの手の問題に関係する本の中でもっとも強く薦める『表現の自由を脅すもの』にも特筆すべきものとして扱われていた。残念だ。  2月のムハンマド風刺画事件の時も、私が知る限り日本のマスコミは皆「人の心を傷つけるのはよくない」的な触らぬ神に祟りなしの姿勢を...
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日本版ポリティカルコンパス

日本版ポリティカルコンパス(ドラフト3)  うーん、普通すぎて面白くない……。
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衆議院総選挙総括

選挙は大体予想通りだった。争点が争点の選挙だったと言われているが違う。誰も争点など重視していなかった。有権者が最も重視する政策が年金等社会保障と答えているのに結果が小泉大勝だったのだからそれは明らかである。  野党は惨敗どころか相手にすらなれていなかった。実際は解散の時点で勝負はついていた。今生きているほとんどの日本人は生まれてこの方  政治 = 醜い利権奪い合い でありそれ以上でも以下でもないと...
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陰謀論は現代の宗教

陰謀論と呼ばれる考え方がある。『アポロ11号は月に行っていない』とか『911はブッシュ政権の自作自演である』とか、傍目には荒唐無稽な議論を信じたがり、いくらでもある反対の論拠には全く耳を貸さない。  それを非難したいわけではない。夏や冬があるのは太陽が離れたり近づいたりするからだと信じている人も大勢いる。逆に地球の公転や地軸の傾きに独力で気づける人もいない。無知は程度の問題であるし、他人に被害を及...
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古賀議員の学歴詐称事件

古賀議員の学歴詐称事件が大事になってきたようだ。もちろん学歴ネタは常に良くも悪くも盛り上がるものだが、それだけではないものを感じる。  ネットが普及しはじめた頃『ザ・インターネット』という政府の陰謀で自分の個人情報を抹消されてしまう映画があった。  もちろん古賀事件が政府の陰謀だというのではない。自分という人間は、少なくともほとんどの他人から見れば、数々の社会的情報の総体でしかなく、それらが信用で...
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いわゆるアジア的やさしさ

『映像の世紀』再放送、ボロのビデオデッキのせいで第7集だけ録画し損ねたがやはり最高に面白かった。数ある名言の中でもポルポト様のお言葉は最高に怖い。実際に数百万人殺した人の言葉と知らなければジョークかと思ってしまいそうだが、これこそ共産主義の究極の理想の姿なのだ。 我々は独自の世界を建設している。新しい理想郷を建設するのである。 従って、伝統的な形をとる学校も病院もいらない。貨幣もいらない。 たとえ...
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『映像の世紀』再放送

総合で『映像の世紀』の再放送をやっている。本放送の時テレビにかじりついて観ていたものだった。ひたすら当時の映像と人物の証言を並べ続けるだけなのだが、歴史の重みとしか言いようのないものに圧倒される。  当時の映像以外の、オープニング映像やアイキャッチなどの映像センスも面白いし、音楽、とりわけメインテーマの『パリは燃えているか』が内容にぴったりマッチして最高である。私がテレビ番組のサントラなど買った(...