それにつけても金のほしさよ 億超えトレーダーが絶対に教えたくない アベノミクス株投資の法則 最近RSSに入れてすごいと思っていたかぶ1000氏のブログで知って買ってみた。 装丁とタイトルからは、読めば読むほどバカになって損する典型的な駄目マネー本にしか見えないが、一定の成功を収めた個人の書いた記事とインタビューで主に構成されているので、今回だけは例外。 手法も得意分野も様々なので、私が真似できない、あるいはしたくないものも多いが、それも含めて非常に参考になった。 ひとつ思ったことは... 2013.4.16 それにつけても金のほしさよ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2013年4月版 『隣り合わせの灰と青春―小説ウィザードリィ』★ ベニー松山著。つまらなくはないが、以前読んだ続編『風よ。龍に届いているか』の方が大幅に面白かった。最近電子書籍化したとか。 BCCKS / ブックス - ベニー松山著『隣り合わせの灰と青春』 『ドーキンス博士が教える「世界の秘密」』★ リチャード・ドーキンス著。"The Magic of Reality"の邦訳。中学生ぐらいを対象に書かれているよ... 2013.4.13 おすすめ書評まとめ
政治経済社会 立花隆『青春漂流』 青春というのは、それが過ぎ去ったときにはじめて、ああ、あれがオレの青春だったのかと気が付くものなのである。 表紙の立花隆で思わず吹きそうになるが、そろそろ私も青春という年代ではなくなってきたかも。 一見いかに成功し、いかに幸せに見えても、それがその人の望んだ人生でなければ、その人は悔恨から逃れることができない。反対に、いかに一見みじめな人生に終わろうと、それが自分の思い通りの選択の結果として招来... 2013.3.28 政治経済社会
科学技術哲学 ジャレド・ダイアモンド『昨日までの世界―文明の源流と人類の未来』 イベントも見に行ったほど好きなジャレド・ダイアモンドの新刊。いわゆる国家以前の「伝統社会」から現代人が参考にできることがあるのではないかというテーマ。 The World Until Yesterday その1 - shorebird 進化心理学中心の書評など 例によってshorebird先生が読書ノートを連載中であるので詳しい内容はお任せ。 自分は特に気になったところと個人的に参考にしようと... 2013.3.10 科学技術哲学
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2013年2月版 『専門家の予測はサルにも劣る』★★★★★ ダン・ガードナー著。素晴らしい。『リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理』と同作者とは。2冊続けてこの水準となると偶然ではないな。超おすすめ。 『情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方』★ Chad Fowler著。なぜか今まで読んでなかった。面白かった。 『孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生』★★★★ 前野... 2013.2.24 おすすめ書評まとめ
それにつけても金のほしさよ ×「思考は現実化する」○「考えもしないことは実現しない」 こういう本は経済関係の勉強をしていると嫌でも眼に入ってくるので少し読んだが、正直あまりにもオカルト過ぎて引く。 適度にオカルト的に生きている方が、実際に経済的成功に結びつく可能性は否定せんが。 「思考は現実化する」ではなく「考えもしないことは実現しない」ぐらいに言い換えれば、現実的な正しい教訓になりうるかもしれない。 地震や台風は自然現象だから、誰も考えなくても起きる時は起きる。交通事故は自... 2013.2.19 それにつけても金のほしさよ
おすすめ書評まとめ おすすめ本書評まとめ2013年1月版 『さっさと不況を終わらせろ』★★★★ ポール・クルーグマン著。やはり素晴らしい。 『American Pie―Slice of Life Essays on America and Japan』★★★★ ケイ・ヘザリ(Kay Hetherly)著。NHKラジオ英会話で有名な人らしい。英語も簡単で内容もわかりやすく興味深い。学習者におすすめ。 『ファインマンさんの流儀』★★★★ ローレンス・M... 2013.1.31 おすすめ書評まとめ
政治経済社会 水木楊『人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出』 キーワードは「金は時なり」。平日の時間全てを自分の時給ベースで考えるという本。時給は年収を2000で割れば大雑把には出る。 いわゆる定年離婚というのは、夫婦間の時間不平等とその落差の大きさが遠因であるとか。データに基づくものではなさそうだが、理屈は正しそうだ。夫婦共働きで家事も分担すればその不平等は減らせる。 時間戦略A モノはできるだけ持たない 時間戦略B 「ながら」の勧め 時間戦略C 自分時... 2013.1.22 政治経済社会