フェルマーの最終定理って何? というのはwikipediaでも見てもらうとして(ブログに数式書けないし)、ワイルズの証明以来いろいろな本が出たが、数学的な内容に深く踏み込まない方向のものの中で一番面白かったと思う。
古代ギリシャのピタゴラス、エウクレイデス(ユークリッド)、ディオファントスから始まってフェルマー、オイラー、ガウス、アーベル、ガロア、クロネッカー、カントール、ラッセル、フォン・ノイマン、ゲーデル、チューリング、そして現代のワイルズにいたるまで、主要な数学者のエピソードとともに数学の歴史が自然に読めるようになっている。
初等的な問題が時折クイズのように出てくるのも苦手意識を持たせないためであろう。数学に興味がある人はもちろん、全く興味ないよという人にもおすすめできる傑作。
おまけ
コメント
たけし? 平成教育委員会ではなく? 今度チェックしてみます。
最近は木曜の深夜にたけしが数学の番組もやってますね。
密かな数学ブーム!?