進化

おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2015年11月版

『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』★★★ 安彦良和著、矢立肇著、富野由悠季著。Kindle版が激安セールやってたときに12巻ぐらいまで読んだ。思ったよりかなり面白い。『人は原子、世界は物理法則で動く―社会物理学で読み解く人間行動』★★★ マーク・ブキャナン著。この人の本どれも似たような感じだけど、これが一番おすすめかな。『東方外來韋編 Strange Creators of Outer Wo...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2015年10月版

『なぜ蝶は美しいのか』★★★★ フィリップ・ハウス著。shorebird先生経由。むちゃくちゃ興味深く面白い。『ハクメイとミコチ』★★ 樫木祐人著。『ダンジョン飯』から掲載誌つながりで読む。なんか東方っぽいノリと思ったら東方の二次創作やってたこともある人みたい。三月精か香霖堂をこの人に描いてもらえばよかったのにと思わなくもないが、十分オリジナルで面白い。「兎沢」のプロフィール 『仏教思想のゼロポイ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2015年9月版

『ダンジョン飯 2巻』★★★★ 九井諒子著。さすがに1巻ほどの衝撃はなくなったが、まだまだ面白い。『東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery. (4)』★★★ 春河もえ著、ZUN原作。こちらもまだまだ面白い。易者www『なぜ人類のIQは上がり続けているのか? ――人種、性別、老化と知能指数』★ ジェームズ・R・フリン著。フリン効果の人。元々興味のある人にしかおすすめしない。ジェームズ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2015年8月版

『人はなぜ感じるのか?』★★★ ビクター・S・ジョンストン著。めちゃくちゃ要約すると「情動は動機や学習のための評価関数である」という話。なんか今だと当たり前のようにも思えるが、面白い。shorebird:読書ノート「人はなぜ感じるのか」『やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~』★ ハイディ・グラント・ハルバーソン著。やる気本。悪くはないが、やや散漫。『思考の技法 -直観ポンプと77の思考術...
科学技術哲学

アドラー心理学とモジュール性

岸見一郎著、古賀史健著。源流というだけあってなかなか面白い。ほとんどは単なる自己啓発の屁理屈のように見える反面、自己欺瞞の考察として先進的な部分もあるように見える。(おすすめ本書評まとめ2014年11月版) 以前このように評したことがあるが、これだけじゃ意味がわからないのでちょっとだけ追加しておく。 アドラー心理学で一番問題なのは「個人をそれ以上分割できない存在であると考える」というところだろう。...
科学技術哲学

『ヒトはなぜ笑うのか』

マシュー・M・ハーレー著、レジナルド・B・アダムズJr.著、ダニエル・C・デネット著。原題"Inside Jokes"(『ジョークの内幕』)。 やっと読んだ。詳しい内容については例によってshorebird先生にお任せ。書評 「Inside Jokes」 - shorebird 進化心理学中心の書評など「Inside Jokes」 その1  - shorebird 進化心理学中心の書評など 私もそ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2015年7月版

『素数の音楽』★ マーカス・デュ・ソートイ著。リーマン予想本。『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』★★★★★ 松尾豊著。UEIのshi3zさん経由。すごくわかりやすくてためになる。『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』★ 小林雅一著。上のものほどではないがいい。タイトル残念。『マキャベリアンのサル』★★★ ダリオ・マエストリピエリ著。詳しい内容はshorebird先生にお任...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2015年6月版

『データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』★★★★★ 矢野和男著。すげー面白い。人間の活動も熱力学・統計力学の法則に従う……言われてみれば当たり前のような気もするけれど、とにかく面白い。『悪女について』★★ 有吉佐和子著。家族の紹介。面白い。『現実を生きるサル 空想を語るヒト―人間と動物をへだてる、たった2つの違い』★★★ トーマス・ズデンドルフ著。内容はshore...