2019 7/15

『ウイルスの意味論――生命の定義を超えた存在』★

 山内一也著。面白い。

『ファンタジーランド: 狂気と幻想のアメリカ500年史』★

 カート・アンダーセン著。ちょっと散漫な気もするけど。なぜか『宗教から読むアメリカ』を思い出した。

『おもしろレオロジー ―どろどろ、ぐにゃぐにゃ物質の科学』★

 増渕雄一著。何で知ったか忘れたが、意外に面白かった。

『西洋の自死: 移民・アイデンティティ・イスラム』★★★

 ダグラス・マレー著。私には近過去から現在までのトレンドをそのまま未来に外挿しすぎた極論に思え、賛成するわけではないが、反対の視点からでも参考にすべき意見を含んでいると思う。

『ビット・プレイヤー』★

 グレッグ・イーガン著。いつもの(?)イーガン。特別印象に残ったわけではないがコンスタントに面白い。

『ゲノムが語る23の物語』★★★★

 マット・リドレー著。2000年の本なので年代的には古いが面白い。ヒトゲノム計画がまだ目新しいものだった頃の感覚も面白い。

『医療現場の行動経済学: すれ違う医者と患者』★★

 大竹文雄著、平井啓著。単なる興味としても、実用的にも役に立ちそう。医者の立場でも患者の立場でも。

『神々の山嶺』★★★★★

 夢枕獏原作、谷口ジロー著。名前も評判もなんとなく知っていたのに、なぜかちゃんと読んだことがなかった。引き込まれる。大元は25年前の小説なので時代は感じるけど、特に気になるほどではない。

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2019 4/28

『妻のトリセツ』★★★

 黒川伊保子著。妻と読んだ。ぶっちゃけ科学面では極めていい加減。トンデモと言っても過言ではない。でも個人的には役に立った気がする。

『気になる仏教語辞典: 仏教にまつわる用語を古今東西、イラストとわかりやすい言葉でなむなむと読み解く』★★★★

 麻田弘潤著。絵も内容も良い。

『ある日、突然始まる 後悔しないための介護ハンドブック』★★★

 阿久津美栄子著。図書館で借りて良かったので一冊持っておくことにした。

『脳が教える! 1つの習慣』★

 ロバート・マウラー著。変化は怖い。だから必ず失敗しようがないほど小さいことから始めて徐々に大きくせよ。……という内容。これで言い尽くしてしまっている気がするが。

『難破する精神:世界はなぜ反動化するのか』★

 マーク・リラ著。全体としてはありがちな現状嘆き本と言えなくもない。が、いわゆる極左の理想主義が「未来へのノスタルジア」であり、極右の過去へのノスタルジアとある意味そっくりだという視点は示唆に富むと思う。

『魂に息づく科学:ドーキンスの反ポピュリズム宣言』★

 リチャード・ドーキンス著。より抜き集。長年のファンからするとまあ予想通りの内容で、そこまでインパクトはなかったが。

『脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか: 生き物の「動き」と「形」の40億年』★★★★★

 マット・ウィルキンソン著。移動能力で一本筋を通した進化・生物本。これ系では久しぶりの超おすすめ。

『暴政:20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』★

 ティモシー・スナイダー著。まあ流行り物? 『ブラッドランド』の人だけあって言ってることはまとも。

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2019 3/17

『エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか』★★★★

 ジェイソン・カラカニス著。知らなかったがUberへの投資で有名になった人とのこと。とても面白かった。

『ブラッドランド: ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』★★★★

 ティモシー・スナイダー著。そこそこ知っているつもりだったが、視点を改めさせられる感があった。一言でまとめるのは難しいので是非読んでほしい。それにしても本当にヒトラーとスターリンは酷い。

『ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』★★★★★

 ハンス・ロスリング著、オーラ・ロスリング著、アンナ・ロスリング・ロンランド著。評判通り素晴らしい。TEDで何度か見た憶えある人だったがこれが遺作なのか。

『戦前日本のポピュリズム – 日米戦争への道』★

 筒井清忠著。わりと前から言われてるような気もするけど。いいと思う。

『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』★

 佐光紀子著。ほぼタイトル通り。うちも「しなさすぎ」よりは「しすぎ」のような気がするので。

『将棋の子』★

 大崎善生著。厳しい世界。

『ワニと龍―恐竜になれなかった動物の話』★★

 青木良輔著。内容についてはshorebird先生にお任せ。

『ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250』★

 堀正岳著。特別これがすごいというほどではないけど、これまであまり知らなかった人のガイドとしてはいいのでは。

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2019 2/3

『いまさらですがソ連邦』★★★★

 速水螺旋人(著、イラスト)、津久田重吾(著)。Kindle Unlimitedのキャンペーンで読んだけど、面白かった。

『数学パズル大図鑑: 名問・難問を解いて楽しむパズルの思考と歴史』★★

 イワン・モスコビッチ著。フルカラーかつ大きめで楽しい。パズル的にも水準高し。

『交雑する人類―古代DNAが解き明かす新サピエンス史』★★

 デイヴィッド・ライク著。専門的。個別にはすでにぽつぽつ漏れ聞いてる内容が多かったけど面白い。

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ』★

 佐々木典士著。妻経由。男性視点の断捨離本は珍しい(?)ので。アイリスオーヤマのエアリーマットレスとやらがいいというので子供の敷き布団として買ってみたが、確かによかった。

『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』★★★

 津川友介著。個人的に改めて特にこれという内容はなかったが、このタイトルで名前負けしてないだけでも十分か。

『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』★★★

 ピーター・ゴドフリー=スミス著。原題”Other Minds: The Octopus, the Sea, and the Deep Origins of Consciousness”(『異なる心:蛸・海・意識の深い起源』)まだまだこれからの話だと思うが興味深い。

『若い読者のための経済学史』★

 ナイアル・キシテイニー著。タイトル通りの内容。中高生にもいいかも。

『鳥居りんこの親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけーーー申請から施設探しまで、介護初心者には想定外の事態が待っていた!』★

 まだ具体的に必要にはなっていないが、心構えとしては役に立った。

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2019 1/13

『小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て』★★★

 高橋孝雄著。個別の内容に特に独自性があるわけではないけど、遺伝に変な否定意識のない子育て本はまだ珍しい気がするので。

『反西洋思想』★

 イアン・ブルマ著、アヴィシャイ・マルガリート著。そんなに面白いわけじゃないが有用な視点かと。

『実践フェーズに突入 最強のAI活用術』★★★

 野村直之著。AI本では久しぶりにちょっと面白かった。いわゆる「地球シミュレータ」と同等の性能のマシンが現在100万円で買える、という話が印象に残った。

『サルたちの狂宴』★★★★

 アントニオ・ガルシア・マルティネス著。シリコンバレーものとしてもfacebookものとしてもかなり面白かった。

『好き嫌い―行動科学最大の謎―』★★

 トム・ヴァンダービルト著。単独で特別すごい話はないけど。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』★★

 樺沢紫苑著。時間本がよかったから読んだけど、そこまでとは。会長本とテーマがかぶってしまったせいもあるか?

『性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか』★★★★

 オギ・オーガス著、サイ・ガダム著。進化心理学好きとしては「科学」の部分に目新しい話はないが、具体的な話がとても面白い。

『カラー図解 進化の教科書』★★

 カール・ジンマー著、ダグラス.J・エムレン著。最近のブルーバックスってどんなのかと思って。カール・ジンマーだけあって普通に良い。

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2018 10/7

『知ってるつもり――無知の科学』★★★

 スティーブン・スローマン著、フィリップ・ファーンバック著。いまではそんなに珍しくない話題ではあるが、意外によかった。

『知の果てへの旅』★

 マーカス・デュ・ソートイ著。個々の話題はちょっと薄い気もするけど、よい。

『進歩: 人類の未来が明るい10の理由』★★★

 ヨハン・ノルベリ著。まあこれもいまではそんなに珍しくなくなってきた話題ではあるが、よい。

『広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由』★

 スティーヴン・ウェッブ著。50の理由のアップデート版。正直そこまで変わってない。前のを読んでればパスでもいいかも。

『遺品整理屋は見た!』★

 吉田太一著。孤独死関係のエッセイ集というか。ちょっと興味深い。

『馬・車輪・言語』★

 デイヴィッド・W. アンソニー著。かなり専門的。思いっきり『銃・病原菌・鉄』の装丁をなぞってる気がするけど、同じ調子で読もうとするときついかも。

『人が人を殺すとき―進化でその謎をとく』★★★★★

 マーティン・デイリー著、マーゴ・ウィルソン著。殺人に関する進化心理学の古典。古典らしくいま読むと流石に古い話題とも感じるが、古いからといって間違っているわけではない。あまり馴染みがなければ今からでもおすすめ。

『amazon 世界最先端の戦略がわかる』★★★★

 成毛眞著。IT業界人なら知っていることも多いだろうが、とても面白い。

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2018 6/17

『シンメトリーの地図帳』★★★

 マーカス・デュ・ソートイ著。普通に良い数学啓蒙書。

『サルは大西洋を渡った』★★★

 アラン・デケイロス著。面白い。内容はshorebird先生にお任せ。

『誰もが嘘をついている』★★

 セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ著。『ヤバい経済学』ビッグデータ版みたいな位置づけの本。著者自らそう言っている。

『とっておきの数学パズル』★★★

 ピーター・ウィンクラー著。タイトル通り。高水準。

『猫はこうして地球を征服した: 人の脳からインターネット、生態系まで』★★★★

 アビゲイル・タッカー著。これも面白い。内容はこれもshorebird先生にお任せ。

『プログラマ脳を鍛える数学パズル』★

 増井敏克著。よくあると言えばよくあるが、いいと思う。

『七王国の玉座』★★★★★

 ジョージ・R・R・マーティン著。アマゾンプライムビデオで『ゲーム・オブ・スローンズ』がとても面白かったので原作も。これはすごいな確かに。ゾンビもドラゴンもいるテンプレ的ファンタジー世界なはずなのにあまりファンタジーぽくない不思議。なんともユニーク。まだまだ続く。

『集合論入門』★★★

赤攝也著。タイトル通り入門書だが、大変よい。

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2018 4/22

『Goならわかるシステムプログラミング』★

 渋川よしき著。最初の一冊には向かないけど、いい。

『消費資本主義!: 見せびらかしの進化心理学』★★★★★

 ジェフリー・ミラー著。素晴らしい。shorebird先生のところで大まかな内容を知っていたにも関わらず詳細も大変面白かった。

『気づきのセラピー―はじめてのゲシュタルト療法』★

 百武正嗣著。『キレる私をやめたい』で知った。若干スピリチュアルというかオカルティックな領域に踏み込んでるような気もして100%首肯はできないが、面白い。

 私にはこれも自己欺瞞の話に見えてくる。自己欺瞞という概念が確立していない時代から経験的に積み重ねられた、自己欺瞞を脱するためのテクニック集、というか。

『夫に死んでほしい妻たち』★

 小林美希著。夫婦で読んだ。

『かさぶたくん』★★★★★

 やぎゅう げんいちろう著。子供がなぜか無茶苦茶ハマって一ヶ月近く毎晩読んでた。

『おへそのひみつ』★★★

 やぎゅう げんいちろう著。こっちもかなり。

『文明の接近』★★★

 エマニュエル・トッド著。識字率やその他のデータから判断すれば、イスラム特殊論には根拠がないという話。なかなか面白い。ビント・アンム婚という概念を初めて知った。

『帝国以後 〔アメリカ・システムの崩壊〕』★

 エマニュエル・トッド著。こちらもそれなりに。アメリカに悲観的すぎ中国やロシアに甘すぎるように思えるが、フランスの左派としては普通なのか。

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