心理

おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2020年2月版

『すばらしい新世界』★★★  オルダス・ハクスリー著。『1984年』と並び称されるディストピアものだけど、そちらほど読んでる人いない印象ある。確かに今読んでも面白いのは『1984年』の方。こちらは、生まれつきの階級固定を除けば普通の現代社会じゃん、という印象になってしまうから、そのせいかも。 『事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学』★  ターリ・シャーロット著。特に目新しい話...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2019年11月版

『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』★  加藤文元著。例の望月新一のABC予想の話。 『THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス iPhoneという奇跡の“生態系"はいかに誕生したか』★  ブライアン・マーチャント著。特別iPhoneに思い入れあるわけではないけど、面白かった。 『精密への果てなき道:シリンダーからナノメートルEUVチップへ』★★★  サイモン・ウィンチェスター著。...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2019年1月版

『小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て』★★★  高橋孝雄著。個別の内容に特に独自性があるわけではないけど、遺伝に変な否定意識のない子育て本はまだ珍しい気がするので。 『反西洋思想』★  イアン・ブルマ著、アヴィシャイ・マルガリート著。そんなに面白いわけじゃないが有用な視点かと。 『実践フェーズに突入 最強のAI活用術』★★★  野村直之著。AI本では久しぶりにちょっと面白かった。いわゆる「地球シ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2018年10月版

『知ってるつもり――無知の科学』★★★  スティーブン・スローマン著、フィリップ・ファーンバック著。いまではそんなに珍しくない話題ではあるが、意外によかった。 『知の果てへの旅』★  マーカス・デュ・ソートイ著。個々の話題はちょっと薄い気もするけど、よい。 『進歩: 人類の未来が明るい10の理由』★★★  ヨハン・ノルベリ著。まあこれもいまではそんなに珍しくなくなってきた話題ではあるが、よい。 『...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2018年6月版

『シンメトリーの地図帳』★★★  マーカス・デュ・ソートイ著。普通に良い数学啓蒙書。 『サルは大西洋を渡った』★★★  アラン・デケイロス著。面白い。内容はshorebird先生にお任せ。 書評 「The Monkey’s Voyage」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『誰もが嘘をついている』★★  セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ著。『ヤバい経済学』ビッグデータ版みたい...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2018年4月版

『Goならわかるシステムプログラミング』★  渋川よしき著。最初の一冊には向かないけど、いい。 『消費資本主義!: 見せびらかしの進化心理学』★★★★★  ジェフリー・ミラー著。素晴らしい。shorebird先生のところで大まかな内容を知っていたにも関わらず詳細も大変面白かった。 訳書情報 「消費資本主義!」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『気づきのセラピー―はじめてのゲシュタ...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2017年9月版

『シブサワ・コウ 0から1を創造する力』★★  シブサワ・コウ著。電ファミの記事がムチャクチャ面白かったので。やっぱり一代で大企業を築くような人は普通ではないな。 信長から乙女ゲームまで… シブサワ・コウとその妻が語るコーエー立志伝 「世界初ばかりだとユーザーに怒られた(笑)」 『すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く』★★  鈴木紀之著。内容はshorebird先生にお任せ。 書評 「す...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2017年6月版

『Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語』★★★  石川洋資著、西山勇世著。自分で使うあては当面ないが。Scalaで見覚えある機能が多く、普通にアプリ作るのにこれ使えるなら、いいなあ、という印象。 『自己変革するDNA』★★★  太田邦史著。ビジネス系自己啓発本と間違われそうなタイトルだが、これは文字通りに生物のDNAの本。結構面白い。 『イノベーションはなぜ途絶えたか ─...