最近読んだり見たりしたもの、またはずっと紹介したいと思っていたものの中から、個別エントリにするタイミングがなさそうなものを、まとめて一挙紹介。
『チョコレートを滅ぼしたカビ・キノコの話 植物病理学入門』★
ニコラス・マネー著。菌類による病害。読み物としての面白さはやや欠けるけど、あまり類似作がないので一応。
『Fate/Zero 第四次聖杯戦争秘話 』★★★
虚淵玄著、武内崇著。魔まマから虚淵玄つながりで読む。ゲームの『Fate/stay night』は昔ひぐロワ作ってた頃に周辺知識として一応やって「長い」以外ほとんど何の感想も持てなかった記憶があるが、こっちは普通に面白かった。
『100歳の美しい脳―アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち』★
デヴィッド・スノウドン著。条件と記録が揃っている修道女を対象にアルツハイマーの疫学研究をやったという話。なんとも不思議な感覚。
『夢をかなえるゾウ』★★★★
水野敬也著。名前だけ知ってた。自己啓発本としての内容は通り一遍ながら、関西芸人しゃべりのガネーシャのキャラが秀逸。
『マイノリティ・リポート―ディック作品集』★
フィリップ・K. ディック著。テレビで『トータル・リコール』やってたので思い出した。
『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』★
マリー=フランス・イルゴイエンヌ著。『平気でうそをつく人たち』にもちょっと通じる話?
『数学で読み解くあなたの一日』★★
ジェイソン・I・ブラウン著。タイトル通りの内容。初心者向き。
『温度から見た宇宙・物質・生命―ビッグバンから絶対零度の世界まで』★★
ジノ・セグレ著。「温度」で一本筋を通した物理本。やや基本的だが、いい。
『金正日の料理人―間近で見た独裁者の素顔』★★
藤本健二著。最初ほんまかこれ? と思ったがどうもほんまらしい。まあ将軍様も人間だから一年365日何か食べるわけだし、何か食べるからにはそれを作る人もいるわけで、こんなことがあってもおかしくはないか……。
『頭がよくなる照明術』★★★★
結城未来著。読むと頭が悪くなりそうなタイトルながら、内容はまとも。朝強い光を浴びるというのは昔から実行してる。
『反社会学講座』★★
パオロ・マッツァリーノ著。会話口調がちょっといまいちだが、内容的にはいい本だと思う。
『失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する』★
中尾政之著。エンジニアリングの失敗中心。原発の大失敗の後だからタイムリー。
おまけ
照明で失敗で温度で数学で。
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