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おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2023年12月版

『親切の人類史――ヒトはいかにして利他の心を獲得したか』★  マイケル・E・マカロー著。最近(?)ありがちな内容ではあるが。 『給料: あなたの価値はまだ上がる』★  デイヴィッド・バックマスター著。すごく面白いわけではないけど、あまり読んだことない切り口だったので。 『君たちはどう生きるか』★  吉野源三郎著。主に宮崎駿の映画のせい。時代を越えて話題になるだけのことはあるけど、それだけか。 『進...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2022年5月版

『英語独習法』★★★  今井むつみ著。自分レベルの学習者には高度すぎるかも。しかし「スキーマ」の概念は面白かった。 『不平等の進化的起源: 性差と差別の進化ゲーム』★★★  ケイリン・オコナー著。個人的にはびっくりするような話はなかったのだが、改めて考えると非常に重要な話だと思う。多くの差別は特定の誰かの悪意によらずとも生じるのだという認識は政治的にも大事だろう。 『できる研究者の論文生産術 どう...
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おすすめ本書評まとめ2021年11月版

『実力も運のうち 能力主義は正義か?』★★★★★  マイケル・サンデル著。これまでの過去作はいまいちそりが合わないと思っていたが、これはものすごく面白かった。全面的に賛成するわけでなくとも、リベラル知的エリートとその他大勢のいわゆる「分断」の問題を今後どうしていくかに関して示唆するところは大きいと思う。 『完全教祖マニュアル』★  架神恭介著、辰巳一世著。昔ちょっと話題になったのを憶えている。しょ...
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おすすめ本書評まとめ2019年9月版

『逆転の大戦争史』★★★★  オーナ・ハサウェイ著、スコット・シャピーロ著。非常に興味深いが邦題だけはミスリーディング。内容はshorebird先生にお任せ。 書評 「逆転の大戦争史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など 『人を惹きつける技術 -カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方-』★★★  小池一夫著。著者の死去をきっかけに。流石というか面白い。 『リベラル再生宣...
おすすめ書評まとめ

おすすめ本書評まとめ2019年7月版

『ウイルスの意味論――生命の定義を超えた存在』★  山内一也著。面白い。 『ファンタジーランド: 狂気と幻想のアメリカ500年史』★  カート・アンダーセン著。ちょっと散漫な気もするけど。なぜか『宗教から読むアメリカ』を思い出した。 『おもしろレオロジー ―どろどろ、ぐにゃぐにゃ物質の科学』★  増渕雄一著。何で知ったか忘れたが、意外に面白かった。 『西洋の自死: 移民・アイデンティティ・イスラム...
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おすすめ本書評まとめ2018年2月版

『ビジュアル 数学全史――人類誕生前から多次元宇宙まで』★  クリフォード・ピックオーバー著。「ビジュアル」に関してはもちろんおまけ程度だけど、数学ネタ集としては十分いい。 『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』★★  エリック・バーカー著。原題"BARKING UP THE WRONG TREE The Surprising Science Behind Why Every...
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おすすめ本書評まとめ2017年11月版

『自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く』★  松本敏治著。方言は、ほとんどが人間から(苦手な)人間関係や心情を伴う形でもたらされるため、主にテレビから言葉を覚えることになるからではないか、という説。なかなか面白い。 『東方鈴奈庵 〜 Forbidden Scrollery.(7)』★★  春河もえ著、ZUN原作。完結。当然ネタ切れ感は否めないものの、最後まで一定のクオ...
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おすすめ本書評まとめ2017年9月版

『シブサワ・コウ 0から1を創造する力』★★  シブサワ・コウ著。電ファミの記事がムチャクチャ面白かったので。やっぱり一代で大企業を築くような人は普通ではないな。 信長から乙女ゲームまで… シブサワ・コウとその妻が語るコーエー立志伝 「世界初ばかりだとユーザーに怒られた(笑)」 『すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く』★★  鈴木紀之著。内容はshorebird先生にお任せ。 書評 「す...