2012 2/25

『虫を食べる文化誌』★

 梅谷献二著。虫だー!

『ヒドラ――怪物?植物?動物!』★

 山下桂司著。ヒドラだー!

『ベッドルームで群論を――数学的思考の愉しみ方』★★★★★

 ブライアン・ヘイズ著。どこで知ったか忘れたけど、久々に素晴らしい数学エッセイ集。

『よりぬきあさりちゃん』★★★

 室山まゆみ著。懐かしい。いま読んでも面白い。

『脳のなかの万華鏡—「共感覚」のめくるめく世界』★

 リチャード・E・サイトウィック著、デイヴィッド・M・イーグルマン著。読み物としての面白さには少し欠けるが、意外と知らないことが多かった。

『神は数学者か?: 万能な数学について』★

 マリオ・リヴィオ著。タイトル通りの内容。

『文庫 銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎』★★★★★

 ジャレド・ダイアモンド著。名著の文庫化。オススメ。

『「知」の欺瞞――ポストモダン思想における科学の濫用』★★★★★

 アラン・ソーカル著、ジャン・ブリクモン著。これも。

『ダニエル・カーネマン心理と経済を語る』★

 ダニエル・カーネマン著。単に行動経済学ものなら他にもいいのがあるが。

『文明化の過程』★

 ノルベルト・エリアス著。”The Better Angels of Our Nature”つながりで目を通す。単独で面白いかというと微妙だが興味深い。

『決着! 恐竜絶滅論争』★★★★

 後藤和久著。コンパクトでちょうどいい。

おまけ

 これが追悼動画になるとはなあ……。

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2011 11/30

『古代ローマ人の24時間—よみがえる帝都ローマの民衆生活』★★★

 アルベルト・アンジェラ著。結構面白い。

『容疑者Xの献身』★★★★

 東野圭吾著。映画未見。確かに久々に推理小説で面白いと思った。

『進化心理学入門』★

 ジョン・H. カートライト著。タイトル通り。教科書的。

『クジャクの雄はなぜ美しい?』★★

 長谷川眞理子著。性淘汰もの。初歩的だけどいい。

『加害者家族』★

 鈴木伸元著。重い。テーマ的に。

『人類の足跡10万年全史』★★

 スティーヴン・オッペンハイマー著。

『生物から見た世界』★★★

 ユクスキュル著、クリサート著。地下猫さんの紹介。確かに年代を考えると大した視点だ。

『ゆるゆり』★★★★★

 なもり著。ニコ動でやってたアニメから知った。女性作家のギャグ漫画としては過去に前例がない面白さ。

『ゲーデルの定理――利用と誤用の不完全ガイド』★

 トルケル・フランセーン著。

『世界屠畜紀行』★★★

 内澤旬子著。

『ドクター・タチアナの男と女の生物学講座』★★★

 オリヴィア・ジャドソン著。一見ふざけた感じだけど、ちゃんと生物学的にも真面目。

『フランクリン自伝』★★★★

 ベンジャミン・フランクリン著。大昔読んだことがあったはずだが、再読でも面白い。やっぱロングセラーなだけのことはあるわ。

おまけ

 ちなみにnotch星での標準的屠畜法は「生きたまま焼き殺す」である。

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2011 8/28

鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)

 最近まで、週に何度か『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の深夜再放送をやっていたので、録画して目覚まし代わりに見ていた。

 すごい傑作なのは改めて言うまでもないが、今回気づいたのはキャラの性格の幅が意外なほど狭いということだ。

 特に女性キャラは9割9分まで「肝っ玉母さん」の一類型に収まる。

 トリシャ・イズミ・ピナコ・ブラッドレイ夫人・グレイシアあたりは、そのまんま肝っ玉母さん。ウィンリィ・オリヴィエ・リザ・マリア・ランファンも結婚したら間違いなく肝っ玉母さんだし、メイ・チャンも成長したらそうだろう。ラストですら、人間でないということを割り引けば、その範囲に収まりそうだ。

 どうやっても収まりそうにないのはシェスカぐらいだが、この作品には珍しい作者にすら途中で忘れられた感じのキャラなので、むしろ法則を証明する例外のようにも思われる。

 男性キャラも9割方「仕事人間」の一類型でくくることができる。

 軍人たちはもちろん、公認仕事人間のブラッドレイを筆頭として、マスタング、その部下たち、ヒューズ、敵味方問わず仕事人間。

 主人公兄弟やホーエンハイムは罪滅しという使命のために、敵方のお父様は完全な存在になるという使命のために欲望を切り離してまで、それぞれ倦まず弛まず働く仕事人間である。

 仕事とは普通言わないけれども、スカーは復讐という使命に忠実。快楽殺人者のナンバー66(バリー)や破壊魔キンブリーも、それぞれの欲望には忠実だし、誰かに仕事を振られたときは真面目に取り組んでいる。

 その名も『怠惰』のスロウスですら「めんどくせー」と口で言うだけで実際はひたすら働いている。「仕事人間」に当てはめられない男性キャラは、ほとんど存在しないように思われる。ややその毛色が薄いのは、アームストロング少佐・エンヴィー・旧グリードぐらいだろうか。

 なんでそうなのかというと、おそらく作者荒川弘本人がそういう人間だからだろう。

妊娠中・出産後ともに一度も休載していない。また、自身の子供について「15歳になったら自分の漫画を読ませて絶対面白いと言わせてやる…」「そうした将来の読者が出来たので戦いがいがある」と対談にて語っている。

 というエピソードなど、まさに「肝っ玉母さん」かつ「仕事人間」以外の何者でもないではないか。お父様のホムンクルス作成よろしく、自分の人格の一部を分割してキャラを作っていくタイプの作家なのかもしれない。

おまけ

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2011 7/7

スケバン刑事 (1) (MFコミックス)

「スケバン刑事」漫画家の和田慎二さん死去

 和田慎二氏 61歳(わだ・しんじ、本名・岩本良文=いわもと・よしふみ=漫画家) 5日、虚血性心疾患で死去。告別式は未定。

 広島県生まれ。1971年、大学在学中に「別冊マーガレット」でデビュー。「超少女明日香」シリーズや「ピグマリオ」など少女漫画で活躍。テレビドラマ化、映画化もされた「スケバン刑事」は大ヒットした。現在は、「ミステリーボニータ」(秋田書店)で「傀儡師リン」を連載中だった。

(読売新聞 7月6日(水)11時19分配信 最終更新:7月6日(水)13時39分)

 ううむ、ローディストとしては森勇気さんはどうしているのだろうか、というのが第一印象。

 それにしても若いなあ。手塚治虫といい石ノ森章太郎といい横山光輝といい藤子・F・不二雄といい、すごい漫画家というのは長生きしちゃいけない決まりでもあるのか。

 『スケバン刑事』は正直今読んでも面白いと思う。要するに『魁!!男塾』の少女漫画版みたいなもん(?)なので、少女漫画の中では男でも比較的読みやすい方だと思う。まだの人にはおすすめしてみる。ちなみにドラマのことは知らない。

おまけ

 同じ高校生とは思えん。

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2011 5/29

Parasyte 1

 降りしきる雨の中、第162回TOEIC公開テストを受けに行ってきたが、あんまりできた気がしねえ。

 調整とかあるらしいから一概には言えんが、最初の模擬テスト同様の600点前後しか取れてないかもしれん。本気でそれが現在の実力だと思ったほうがいいのか。

 総勉強時間も今見たら125時間にしかなってないし、ペース上げるどころか下がってるじゃねえか。

 くそう、最大の原因は間違いなくMinecraftが面白すぎることだが、Webゲームのリメイクもしたいし、倉庫番ソルバの続きもやりたいし、仕事の幅も広げたいし、もっと本も読みたいし、ガイア教シリーズの再開も約束しちまったし、旅行したい温泉行きたい、ああ生きるのが楽しすぎて生きるのが辛い。

 まあ愚痴を言っても始まらないので、このぐらいにして、次回に向けて勉強の話をしよう。

 今まで英文多読のところだけ「この歳になってシンデレラの絵本でもないだろう」と何を使うか決まってなかったのだが、

 を参考にようやく決めた。私が日本語で暗唱できるほど好きで、英語版が出てるほどポピュラーで、かつセリフの量や内容が語学用途に不適切でなさそうなマンガという条件に当てはまるのは、間違いなく『寄生獣』だ。

 試しにまず1巻だけ買ってみたが、セリフも擬音も割としっかり翻訳されていて、昔のバージョンであったようなページ反転も起きていない。これはいけそうだ。

おまけ

 レスリングシリーズはほんとになんでもあるな。

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2011 3/27

(本文とは無関係)

 最近読んだり見たりしたもの、またはずっと紹介したいと思っていたものの中から、個別エントリにするタイミングがなさそうなものを、まとめて一挙紹介。

 ★は1-5個でオススメ度。人に薦める価値がまったくないと思うものはそもそも取り上げないので、1個でもつまらないという意味ではない。

『GIRL FRIENDS』★★

 みやきち先生のところで知ってレンタルした百合漫画。最初、絵が合わないと思って投げかけたが、ゆっくり読んだらちゃんと面白かった。

『新訂第4版 安全保障学入門』★

 防衛大学校安全保障学研究会著。まあ、以上でも以下でもなく教科書。

『年金は本当にもらえるのか?』★★★

 鈴木亘著。わかりやすい。要するに賦課方式で少子高齢化する限り、なるようにしかなりまへんということ。

『異議あり!「奇跡の詩人」』★★★

 滝本太郎著、石井謙一郎著。今更という気もするが、普通にいい。

『暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う』★

 福田ますみ著。全編いわゆるおそロシアの話。

『人間とはなにか』★

 J.B.S.ホールデン著。原題”What is Life?”(『生命とはなにか』)。1947年という古さ。科学的知見に関しては、今日視点でも十分まともで面白いだけに、ソビエト型共産主義の勝利を確信しているところがギャップで笑える。

『ヒトの変異―人体の遺伝的多様性について』★★★★

 アルマン・マリー・ルロワ著。いわゆる奇形について、その歴史から遺伝・発生の話まで詳しく。とっつきやすいとは言えないが、かなりよい。

『挑戦者たち―未知なる水中洞窟に挑む』★

 ロバート・F・バージェス著。水中洞窟を探検するケイブ・ダイビングの話。こわすぐる。私だったらいくら学術的に興味深くても絶対やりたくねえ。

おまけ

 「営業のテーマ(仮)」がBGMとして良すぎる件。

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2011 2/27

(本文とは無関係)

 最近読んだり見たりしたもの、またはずっと紹介したいと思っていたものの中から、個別エントリにするタイミングがなさそうなものを、まとめて一挙紹介。

 ★は1-5個でオススメ度。人に薦める価値がまったくないと思うものはそもそも取り上げないので、1個でもつまらないという意味ではない。

『不思議の森のアリス』★★★

 リチャード・マシスン著。短篇集。ホラー系。結構好き。

『運命のボタン』★

 リチャード・マシスン著。見てないし今後見る予定もないが、聞くところによると映画はクソらしい。

『すんドめ』★★★★★

 岡田和人著。誰かが褒めてたのでコミックレンタルで借りてみたエロ青春ラブコメ。ヤング誌なのでタイトル通り本番なし。嗜好はドM。普段あまりチェックしてない分野だからかもしれんが、すげー面白かった。

『ことばの起源―猿の毛づくろい、人のゴシップ』★★★★

 ロビン・ダンバー著。『科学がきらわれる理由』の著者。こちらは言語の話がメイン。

『ミミズの話』★

 エイミィ・ステュワート著。有名な話だがダーウィンもミミズに注目してた。

『はるかな記憶―人間に刻まれた進化の歩み』★★

 カール・セーガン著、アン・ドルーヤン著。セーガンこんなのも書いてたのか。遅めの時期のものだからか、いま見ても悪くない。

『その科学が成功を決める』★

 リチャード・ワイズマン著。ありがちなビジネス本を否定して統計的科学的アプローチを。まあこれ自体も一部は若干怪しい気がするが。

『借金を返すと儲かるのか?』★★★★

 岩谷誠治著。確かに会計本では破格のわかりやすさ。

おまけ

 ミミズの話といえば……。

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2011 2/12

シドニアの騎士 1 (アフタヌーンKC)

 弐瓶勉には『BLAME!』で一時期すごくハマっていたのだが、『BIOMEGA』がいまいちだったことから、新連載のこれはずっとスルーしていた。

 しかし今回、のうん君のつぶやきがきっかけでレンタルして1-4巻までまとめて読んでみたら、メチャメチャ面白かった。

 いつも通りの異常なセンスと「普通さ」とでも言うべきものが両方そなわり最強に見える。『BLAME!』の絶頂期ほどとは言わなくても再び注目したい。

おまけ

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