『パラサイト・レックス』以来の面白い寄生ものを期待したのだが、どちらかというと進化医学ものだった。
面白さは普通。寄生ネタなら『パラサイト・レックス』、進化医学としては『病気はなぜ、あるのか』の方を先におすすめする。
1箇所だけ憶えておきたい箇所があったのでメモ。いつか詳細に紹介したいと思っている『恋人選びの心―性淘汰と人間性の進化』で使うかも。
鳥のさえずりは脳の特定の部分でコントロールされるが、その部分はテストステロンの影響で大きくなる。このことは、さえずりは尾羽と同じような「装飾」であるという見解を支持するものだ。
(P206)
他の内容に関しては例によってshorebirdさんのところが詳しいのでそちらへどうぞ。
参考リンク
関連書籍
おまけ
要するに、こういう能力は「装飾」として進化したのではないかという話。
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