『地球に月が2つあったころ』★★★
エリック・アスフォーグ著。思わせぶりなタイトルと表紙のデザインから、一見スピリチュアル系のトンデモ本かと思ったが、まともな科学の本だった。
『MAKERS 21世紀の産業革命が始まる』★
クリス・アンダーソン著。もう十年近く前の本で読むべきタイミングは逃した気がするし、3Dプリンタすげえの一言で済んでしまいそうな気もするが、広く話題になっただけのことはあると思う。
『「第二の不可能」を追え! ――理論物理学者、ありえない物質を求めてカムチャツカへ』★
ポール・J・スタインハート著。準結晶の話。面白い。
『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』★
竹倉史人著。煽り気味なところとか我田引水なところとかにツッコミ入ったりしているようであるが、それを割り引いても価値はあると思う。
『夏草の賦』★
司馬遼太郎著。なんとなく読んだ長宗我部元親テーマの小説。これ原作とは言わんから、一度長宗我部元親で大河ドラマやらないかな? 本能寺の変が四国問題が原因説とかあるし。
『進化の技法――転用と盗用と争いの40億年』★★★★
ニール・シュービン著。『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト』が面白かったので作者読み。とても面白い。詳しい内容はshorebird先生にお任せ。
『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』★
オードリー・タン著。Audibleが聴き放題になったのでオーディオブック版で。面白いのだが、中台関係の政治的な要因で陳腐な綺麗事を言う必要に迫られ、本当の(?)面白さが削がれている感がちょっとある。
『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』★★
ユヴァル・ノア・ハラリ著。(この辺の科学に興味があれば)当たり前のことを虚構がなんのと変な言い方でまとめただけの気がしてあまり興味が持てなかったが、Audible聴き放題に入っていたので。その事前の印象と基本的には変わらないが、悪くはない。
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