
ウィリアム・パウンドストーン『選挙のパラドクス―なぜあの人が選ばれるのか?』
アローの不可能性定理社会選択理論投票の逆理戦略投票 のような内容に関する本。今のところ候補ごとに1〜10点などと評価をつけさせる範囲投票が一番ましに見えるという結論らしい。 当たり前だが具体例がアメリカの話ばかりなので、読んだ面白さはウィリアム・パウンドストーンの他の著作に比べると大分劣ってしまう。 これらの話題に関しては昔もっと簡単に面白みを伝える本を読んだ記憶があって、そちらを同時に紹介したい...