ガイア教の天使クジラ

ガイア教の天使クジラ16 ダレン・オルドリッジ『針の上で天使は何人踊れるか』 1/2

【第15回】 【目次】 【第17回】  今回からガイア教理解の最大のポイントの一つとなるキリスト教理解のため、『針の上で天使は何人踊れるか』を教科書にして話を進める。 監修者まえがき 奇態なるヨーロッパ 池上俊一  歴史は私たちが生きていく上での教師である。私たちが遭遇するような出来事は、大抵、過去の人々がすでに体験済みで、苦労して解決法を見出してくれているか、そうでない場合でも、結果は顕然と現れ...
ガイア教の天使クジラ

ガイア教の天使クジラ15 時間旅行への招待

【第14回】 【目次】 【第16回】  脳内時間旅行に出る前にオープニングクイズだ。  いわゆる反捕鯨国の中でも強硬とされる国々、たとえば環境保護団体が過激なパフォーマンスをしたり*1、メディアまでその尻馬に乗ってたり、どう見ても関係ないような地位の政治家が口を出したりする*2国を並べてみる。 イギリス アメリカ オーストラリア ニュージーランド ドイツ フィンランド オランダ  ぐらいかな? 並...
ガイア教の天使クジラ

ガイア教の天使クジラ14 シーシェパードは“海の犬”ではない

【第13回】 【目次】 【第15回】  いきなり太古のミームとか言われてもわけわかんねーよ! って? そりゃそうだわな。宇宙はいつだって自分で思っているより複雑なものなんだ。慌てなくても勉強することはまだいくらでもある。ゆっくり理解していけばいい。  しかし、主にビクター・ケラハーさんのおかげで、そろそろこの問題と、根本的な精神生活のあり方・具体的には宗教・名指しすればキリスト教との間に、何らかの...
ガイア教の天使クジラ

ガイア教の天使クジラ13 現在のほとんどの反捕鯨批判は的を外している

【第12回】 【目次】 【第14回】  私がこのように3名(+私)の文章を並べたのは、もちろんガイア教に慣れ親しんで理解を深めてもらいたかったからだ。これは一番重要なことなのでもっと続ける予定だった。(そう、実はまだあるんだ。)  が、シー・シェパードという団体の活動家が捕鯨船に乗り込んで拘束されるという事件が起きていて、少しでも早く彼らの過激さの源についての話にたどり着く必要を感じたので、ちょっ...
日常の一コマ

寒い!

今日は寒い。異様に寒い。  あまりにも寒いのでこの冬初めて暖房をつけようと思ったのだが、ずっと使っていなかったのに今頃になって屈するのもしゃくだ。  そこで湯たんぽをおすすめする記事をネットで何度か見かけていたことにヒントを得て、やかんで湯を沸かし、使っていなかったポリエチレン製2リットル入り容器(麦茶などを入れるようなやつ)に入れて、タオルを横に巻いて、足下に置いてみた。即席湯たんぽ(というか「...
ゲーム森羅万象

BIOSHOCK(バイオショック)が激しく面白そう

おまけの動画を観てその世界観構築の巧みさに心を惹かれまくっている。  動画はPC版だが箱○でも出るとか。やっぱりPS3より箱○の方が圧倒的に勢いあるように見える。  オブリビオンもやりたいやりたいと言いつつ結局やっていないし、今回もやりたい言うだけで終わるかも。 おまけ 【ニコニコ動画】BIOSHOCK プレイ動画 テクテク海底記 part1
科学技術哲学

ジェームズ・ローレンス パウエル『白亜紀に夜がくる―恐竜の絶滅と現代地質学』

恐竜の絶滅が隕石衝突によるものだというのは今日時点ではほぼ定説だが、少なくとも私の子供の頃はそうではなかった。出てきたのも受け入れられたのも比較的最近の話だ。  受け入れられたとはいっても、その道は必ずしも平坦ではなかった。地質学と進化論はそれぞれノアの大洪水と天地創造という聖書のドグマと戦うことで始まったようなものである。  その出自のせいもあって、(神の介入のような)偶然で突発的な大事件による...
科学技術哲学

ジョン・D・バロウ『宇宙の定数』

物理定数を主軸に据えた本。分野は『宇宙のランドスケープ』に近いが、過去の歴史も面白い。  まだしっかり確立している話ではないようだけど、実際に微細構造定数が変わっていることを示唆する具体的な観測があるというのは初めて知ったかな。かなりおすすめ。  ジョン・D・バロウの本はどれも面白い。 おまけ  変わるものと変わらぬもの。 【ニコニコ動画】ポケモンの名前や必殺技を外国語に翻訳⇒日本語に再翻訳してみ...