科学技術哲学 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病とプリオン病 米国産牛肉輸入、再び全面停止に 危険部位が見つかるというのは結構あるかと思っていたがこの決断の早さは意外。タイムリーなので前のブログに書いたエントリをちょっと書き直して再録する。 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)というのはBSE(牛海綿状脳症)、平たく言えば狂牛病のことである。 狂牛病はごく最近まで知られていなかった全く新しいタイプの病気、プリオン病である。ではプリオン病とは何か? 寄... 2006.1.20 科学技術哲学
文化芸術宗教 『老子』要約 『老子』は元からそんなに長くないですが、現代語訳ではなく要約です。 重複していたり、現代の視点から見て意味をなさないようなこと*1は省いて順番を並べ替えたりしています。『老子』 道*2として示せるような道は道でなく、名として表せるような名は名ではない。無名*3が天地・万物の生まれ出る根本である。 車輪の働きが中心の穴*4にあり、器や家の働きが中の空間にあるように、道は空虚でありながら、その働きは永... 2006.1.18 文化芸術宗教
WEB情報通信 大橋禅太郎『すごい起業 絶頂と奈落のベンチャー企業「ガズーバ」』 シリコンバレーでネットベンチャー企業を創業してから売却するまでの記録。純粋に話として面白かったし、特有の文化や経済用語の説明などもあって勉強になった。Life is beautiful に書いてあることの理解がちょっと深まった気がする。 『すごい会議』の方も読んでみたくなった。ただ「この人の著書はどれも内容が同じ」という評をamazonで見たので先にどちらかを読んでいるときはもう一冊を買うのは中を... 2006.1.17 WEB情報通信
WEB情報通信 ニセ親指シフトでタイピングが楽に プログラミングのため記号や大文字・小文字の使い分けをする機会が多くなり、Shiftを使った入力がおっくうに感じるようになった。 理由はキーボードを見ればはっきりしている。「Shiftを小指で押さえなければならないから」だ。 特に右Shiftは遠く、小指を使っても右手がホームポジションから若干外れてしまう。 そのため左手薬指・小指担当のキーをShift+で打とうとするときえらくストレスがかかる。とり... 2006.1.15 WEB情報通信
日常の一コマ amazon初体験”KINDLY INQUISITORS” 近所に市立図書館と『書楽』という巨大書店が揃っているためか、今までamazon利用経験がなかった。 どうせなら書店では置いていなさそうな洋書にしようと『表現の自由を脅かすもの』の原著"KINDLY INQUISITORS"(「やさしそうな異端審問官たち」というような意味)を買ってみた。 英語は平易とは言えない。しかし日本語版を何度も読んで内容がほぼ頭に入っているため、わからない単語で中断せずにすむ... 2006.1.14 日常の一コマ
科学技術哲学 サイ・モンゴメリー『彼女たちの類人猿―グドール、フォッシー、ガルディカス』 タンザニアでチンパンジーを研究するジェーン・グドールルワンダでマウンテンゴリラを研究し密猟者に殺害されたダイアン・フォッシーインドネシアでオランウータンを研究するビルーテ・ガルディカス 3人の女性霊長類学者。チンパンジーが道具を使うとか、集団で狩りをし肉を食うだとか、ゴリラの雄が雌と配偶するために連れ子を襲って殺すことがあるとか、今ではまったく当たり前の知識の多くが彼女らによってもたらされたこと... 2006.1.13 科学技術哲学
告知募集報告 あけましておめでとうございます 思うところあってまたまたブログを引っ越し、おまけに実名に切り替えることになりました。 これまでのHNの活動とは一線を画すつもりですので、隠すつもりはありませんがHNをご存知の方も、さしあたり気付かないふりをしていただけるとありがたいです。 それでは今年もよろしくお願いいたします。 2006.1.12 告知募集報告